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アドレス変えても迷惑メールが届く?iモード利用者の不満爆発

 いわゆる出会い系サイトなどから一方的に送りつけられる迷惑メールの問題で、iモードユーザーから、ドコモが対策として挙げていたメールアドレスの変更を行なったにも関わらず、7月に入ってから迷惑メールが急増しているという報告が数多くあがっている。

 iモードメールを悪用した迷惑メールは、今年に入って、ユーザーの苦情が急増し社会問題になった。対策に迫られたドコモは5月に、指定アドレス拒否・着信機能やパケット通信料の見直し、初期アドレスの変更など、迷惑メールの対策方針を発表。同社では、6月にメールアドレスによる指定拒否・指定受信機能を従来の5件から10件に拡大し、7月上旬にはiモード契約時の初期アドレスを「電話番号@docomo.ne.jp」から「ランダムな英数字」に変更。さらに8月1日からはiモードメール約60通分にあたる400パケット(120円分)の通信料を無料にするなど対策を取ってきた。そのほかにも、ドコモはテレビなどで積極的に初期アドレスからの変更をPRしたため、オリジナルアドレスに変更するユーザーは増加した。

 しかし、初期アドレスが英数字のランダムな組み合わせに変更された7月に入ってからは、変更済みのオリジナルアドレス宛にも迷惑メールが急増。迷惑メール送信元の出会い系サイト業者などがドコモの取った対策に応じたものと見られる。

 この件に関し、同社広報部では、「文字数の少ないアドレスや名前のアドレスには迷惑メールの被害に遭いやすいので、今後はアドレスの桁数を増やしたり、ランダムな英数字の組み合わせにするようユーザーに告知していきたい」とし、「迷惑メールを大量送信する悪質な業者には法的処置をもって取り締まっていく」という方針についても再確認した。しかし、フィルタリング機能の強化やメール受信に通信料がかかる現在の料金体系の改定など、具体的な対策については、「現在検討中」とするにとどまった。


・ NTTドコモ
  http://www.nttdocomo.co.jp/

ドコモ、初期アドレスの変更など迷惑メール対応策を発表
ドコモ、メール指定拒否・指定受信の設定数を10件に拡大
ドコモ、1カ月につきメール約60通分のパケット通信料を無料に
iモード新規契約者の初期アドレスがランダムな英数字に


(伊藤 大地)
2001/08/01 16:23

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