ソニーマーケティングは、Palm OS 4.0を搭載し、6万5536色表示に対応した「CLIE(クリエ)」シリーズの新機種「PEG-N600C」を8月4日に発売する。価格はオープンプライス。実売価格は4万5000円前後になる見込み。
「PEG-N600C」は、最新版のPalm OS 4.0を搭載したPDA。本体の外観・大きさやスペックは「PEG-N700C」とほぼ同じだが、エントリー向けモデルのため、音楽再生機能が省略されている。そのほかの主な変更点は、Palm OSと添付ソフトウェアのバージョンアップ、320×320ドットのカラーTFT液晶が「PEG-N700C」の256色から6万5536色表示になったこと、ジョグダイヤルで操作できる範囲の拡大、クリエに挿入したメモリースティックのデータをパソコン経由で読み書きできるようになったことなどが挙げられる。
添付ソフトウェアについては、かな漢字変換ソフト「ATOK」がVer.2となり、予測変換機能を搭載したほか、標準メールソフト「CLIE Mail」、ウェブブラウザ「Xiino」、動画ビューワ「gMovie」などがバージョンアップ。シンクロソフト「Intellisync Lite for SONY CLIE」では、従来のメール機能に加えて、予定表・アドレス・ToDo・メモ帳といったPIM機能もOutlookとシンクロできるようになっている。