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ソニー、オーディオ機能搭載・液晶解像度4倍の新クリエ
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ソニーマーケティングは、同社のPalm OS搭載PDAシリーズ「CLIE(クリエ)」の新機種「PEG-N700C」を4月7日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭価格は5万円程度になる見込み。
PEG-N700Cはオーディオ・ビジュアル機能を強化されたPalm OS搭載のPDA。Palm OS搭載機としては初めての、320×320ドット液晶と(従来のPalm OS搭載機は通常160×160ドット)、単体でオーディオを再生する機能を搭載する。
液晶はフロントライト搭載の反射型TFTディスプレイで、カラー表示に対応。従来のカラー版クリエに比較すると格段に液晶が見やすくなっており、2×2ドットを1ドットとして表示させられるので、従来のソフトも動作させることができる。標準で搭載されているいくつかのソフトが高解像度表示に対応しているほか、ソニーでは高解像度対応のアプリケーション開発に必要なSDKの配布も行なう。
また、今回のモデルはマジックゲートメモリースティックに対応しており、著作権保護技術「OpenMG」に基づいて記録されたオーディオデータ(ATRAC3)の再生が可能となった。付属するパソコン向けソフト「OpenMG Jukebox」(ver.2.0)を使い、USBクレードル経由でオーディオデータをクリエに転送したり、マジックゲートメモリースティック対応のVAIOなどでメモリースティックに直接オーディオデータを書き込み、クリエ上で再生させることも可能。
なお、クリエにはオーディオ専用の処理回路が組み込まれているため、オーディオ再生中に他の操作を行なうこともできる。オーディオの連続再生時間はディスプレイ非表示時で最大11時間となっており、同社のネットワークウォークマンよりも長時間再生できる。
さらに、新モデルでは、動画再生ソフト「gMovie」(ver.1.2)を使うことで、音声付の動画をクリエ上で再生できるようになっている。gMovieで再生できる動画フォーマットはパソコン上の「Picture Gear 4.3Lite」で作成できるほか、「Giga Pocket」(ver.2.0以降)を搭載するVAIOでは、クリエにダウンロードした番組表で録画予約を設定、それをVAIOに転送してタイマー録画をして、その画像を後でクリエで見る、ということもできる。gMovie上の動画は高解像度表示には対応しないが「PictureGear Pocket」(ver.1.1)ではパソコンから転送した画像を高解像度表示で見ることができる。
このほか、ゼンリンの地図ソフト「Navin’You専用地図」(別売)から、パソコン上の「Map Cutter」(ver.1.0)で必要な部分を切り出してメモリースティックに保存し、クリエ上の「Navin’You Pocket」(ver.1.0)で地図を閲覧することも可能。地図データは拡大・縮小も可能で、320×320ドットの高解像度表示にも対応する。
専用のウェブブラウザ「Palm Scape」(ver.4.0)や、メールソフト「CLIE Mail」(ver.1.0)も高解像度表示に対応。再変換が可能になったカナ漢字連文節変換ソフト「ATOK Pocket」(ver.1.0.4)や、メモリースティック内の検索機能やディレクトリ表示にも対応した「MS Gate」(ver.2.0)なども本体に内蔵する。
パッケージにはにはクリエ専用のリモコンとヘッドホン、充電器兼用のUSBクレードルなどが付属。メモリースティックや携帯電話アダプタ「モバイルコミュニケーションアダプター(PEGA-MA700)」は別売。モバイルコミュニケーションアダプタは1万3000円程度で販売され、別途PDC方式用、PHS用、H"用、cdmaOne用のケーブル(各3000円)が必要。
なお、コネクタ形状は従来のクリエと同じだが、ボディデザインが異なるため、クレードルやモバイルコミュニケーションアダプタなど、本体に密着させて使うような周辺機器に互換性はない。
搭載するPalm OSは従来と同じPalm OS 3.5。CPUはDragonball VZ 33MHzで、8MBのRAMと8MBのフラッシュROMを搭載する。液晶は低温ポリシリコンTFTカラー液晶。本体の大きさは118.5×71×16.8mmで重さは160g。ボディカラーはサテンシルバー。
同社では、6月下旬に新旧のクリエに対応したBluetoothアダプター「PEGA-BT700」を1万5000円程度で発売する予定。同アダプターを利用することで、Bluetooth対応のパソコンとワイヤレスでHotSyncをしたり、ワイヤレスで携帯電話と接続することが可能になる。
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クレードル載せた本体(左)と、クレードル(右)。クレードル背面にはクリエ本体と同じ形状のコネクタがついており、そこにHotSyncケーブルを接続する。右の写真に写っているケーブルは、電源用ケーブル
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モバイルコミュニケーションアダプタ(左)のケーブルは交換できる。ケーブルは旧クリエのモバイルコミュニケーションアダプタと共通。電源ボタンは本体下についており、電源が入っているときにはLEDが点灯する
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本体上面(左)にはメモリースティックスロットと赤外線ポート、本体左側面にはリモコン・イヤホン接続端子とジョグダイヤル、バックボタン、HOLDボタンがある
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「Audio Player」(左)と、テレビ予約の「TV Scape」(右)の動作画面。良く見ると、文
字以外は高精細表示でないことがわかる
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標準のメモ帳でフォントを小さくした状態(左)。従来ではつぶれて読みづらかった字が綺
麗に表示されている。「PictureGear Pocket」でハムスターの画像を表示させても(右)、
可愛さが伝わるくらいの綺麗さで表示される
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メニュー画面では、文字は高精細になるが、アイコンは通常のまま(左)。バージョン情報
を見ると、OSは3.5.2であることがわかる(3月14日発表会展示機による)
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付属のリモコンの先はスタイラスとして使えるようにもなっている。リモコンのほかに、イヤホンも付属する(右)。違うイヤホンも使用できる
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■ URL
プレスリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200103/01-0314/
製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/CLIE/products/index.html
ソニードライブ
http://www.sony.co.jp/sd/
ソニースタイル
http://www.jp.sonystyle.com/
2001/03/14 17:44
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