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ドコモ、メールで送って写真立てに表示するサービス

 NTTドコモは、携帯電話やパソコンから写真付きメールを送って、離れた場所のデジタルフォトフレームに写真を表示できる新サービス「お便りフォトサービス」を7月1日より提供する。フォトフレームは1000台限定で、料金プランやデジタルフォトフレームの概要も発表されている。


サービス概要

 「お便りフォトサービス」は、写真付きメールを送って遠隔地にあるデジタルフォトフレームに表示できるサービス。離れた地に住む両親や祖父母などの家に設置する、といった利用シーンが想定されている。同様のサービス、端末はソフトバンクモバイルからも提供されている。

 デジタルフォトフレーム端末「お便りフォトパネル『フォトパネル01』」を購入し、付加機能利用料と専用料金プラン「定額ユビキタスプラン」を契約して利用することになる。


利用イメージ
利用イメージ

 「お便りフォトパネル」は遠隔操作が可能で、「お便りフォトサービス」と「定額ユビキタスプラン」を契約し、「お便りフォトパネル」を購入したユーザーが“管理者”に、「お便りフォトパネル」を受け取って設置するユーザーが“パネル設置者”に、管理者に誘われて「お便りフォトパネル」へ写真を送れるユーザーが“参加者”となる。管理者は遠隔操作で、写真追加や削除、表示写真の回転、参加者の招待・削除、スライドショー設定やディスプレイの点灯・消灯設定などを操作できる。参加者は最大23名まで登録できる。パケット通信料が一定量に達した場合は、遠隔操作用のWebサイトから「お便りフォトパネル」までの通信をストップする機能も用意されている。

 「お便りフォトサービス」は、ドコモのFOMA契約の1回線として計上される。同社では同一名義での大量不正契約を防止するため、個人ユーザー1名義あたり5回線までとうい制限を導入しているが、「お便りフォトサービス」もこの対象となるため、ドコモユーザーが契約する場合は最大4台まで利用できる。


料金

 「お便りフォトサービス」の利用料は、付加機能使用料として、月額210円かかる。FOMA網を使ったパケット通信を行うため、専用の料金プラン「定額ユビキタスプラン」も用意されている。

 「定額ユビキタスプラン」は、月額490円(無料通信分は月額84円、1000パケット分)で、上限9765円の段階制定額プラン。1パケット0.084円で、1000パケットまでは無料通信分となるが、10万パケット(約12MB)までは980円となる。10万パケット以上になると、1パケット0.084円で超過分が加算され、上限額が9765円となる。ドコモによれば「1日1枚写真を送信しても、10万パケットあればまかなえる見込み」としている。なお、各種設定の際にも通信料はかかる。

 2009年12月31日までは、キャンペーン価格として、付加機能使用料210円が無料となり、「定額ユビキタスプラン」の上限額が980円となる。


定額ユビキタスプラン
定額ユビキタスプラン

お便りフォトパネル

 「お便りフォトパネル」は、FOMA通信モジュール(UM02-F)を内蔵したデジタルフォトフレーム。iモードや音声通話、テレビ電話は利用できない。ドコモの販売サイトでの価格は1万9800円。分割購入はできない。製造メーカーはタムラ製作所。1000台限定の提供となるが、要望次第で追加生産を検討することもあるという。

 ディスプレイは、9インチ、800×600ドット(表示アスペクト4:3)、6万5535色表示のTFT液晶。傾きセンサーや自動消灯センサーを搭載し、縦・横に傾けると画面表示を自動的に切り替えたり、周囲が暗くなると消灯したりする。液晶タイマーもあり、指定した時間に表示をON/OFFできる。


お便りフォトパネル
お便りフォトパネル

 200MBのメモリを内蔵し、写真(1枚約200KBの場合)を約1000枚保存できる。容量を超えると、保存日時の古いファイルから自動削除される。SDカードスロットも用意され、最大8GBまでのSDHCカードが利用できる。スライドショーでは、ワイプやブラインド、フェードなど6種類の効果が利用できる。表示できるファイル形式は、JPEG(Exif Ver.2.1準拠、JFIF、プログレッシブ対応)に対応する。

 大きさは225×184.5×35.5mm、重さは約0.7kg。ACアダプタで駆動し、消費電力は最大で約18W。



URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/090618_01.html

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(関口 聖)
2009/06/18 17:19


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