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「HW001」と「HW001 KT」は、ソフトバンクのUSIMカードを装着して利用する通信機能付きのHuawei製デジタルフォトフレーム。「HW001 KT」はハローキティモデルとなる。発売時期は、HW001が6月中旬以降、HW001 KTが7月下旬以降となる。
本体背面部には、ソフトバンクのUSIMカードが装着できるスロットを搭載されており、携帯電話で撮影した画像などをデジタルフォトフレームにメール添付で送信すると、デジタルフォトフレーム側に自動的に写真が表示される。例えば、実家の両親に「HW001」を贈り、孫の写真をメールで送るといった利用方法が想定されている。
なお、端末には専用のUSIMカードを装着するため、購入する場合は新規に回線契約を結ぶ必要がある。通常のソフトバンク端末と同様に、頭金0円の割賦販売モデルが適用されるため、店頭では見かけ上0円のデジタルフォトフレームが並ぶことになる。ソフトバンクでは、同一名義で最大5回線まで契約可能で、デジタルフォトフレームの契約もこの制限が適用される。
ソフトバンクでは、サービス開始に併せて、デジタルフォトフレーム専用の料金プラン「フォトビジョン ライトプラン」を提供する。月額980円でメール受信し放題の料金プランとなり、発売に合わせて展開するキャンペーン中に契約すると、半額の月額490円で利用できるようになる。キャンペーンの詳細は、あらためて案内される。
デジタルフォトフレーム側からデータ送信などは行えず、受信専用端末となる。初期設定の状態では、ソフトバンク同士の電話番号MMSから送信されたメールのみ受信できる。パソコン向けの「My SoftBank」を利用して設定を変更することで、一般的なEメールも受信できるようになるため、パソコンや他社携帯電話からのメールも受けられるようになる。迷惑メール設定などを利用してスパムメールなどを受信拒否できる。
なお、添付可能な画像は1MB以内となり、それ以上の大きなものはサーバー側ではじかれてしまう。300KB~1MBの画像は、300KB以内の自動的に圧縮される。ソフトバンク端末からのメール添付は300KBが上限となる。HTMLメールには対応していない。
フォトフレームの電源を入れると、自動的にスライドショーが開始される。本体にはSD/MMSカードのスロットが用意されており、メモリカードの画像もスライド表示が可能。本体の内蔵メモリは約384MB。本体メモリにはメール本分も保存されるが、メモリカードへの保存は画像のみとなる。
ディスプレイは7インチ、800×480ドット、16ビットカラー液晶を搭載。画像はJPEG/BMP/GIF形式が表示可能で、それ以外のデータは表示できない。スライドショー再生のほか、回転や拡大も可能。カレンダーや時計表示に対応する。本体背面のスタンドを回転させることで、縦画面表示も可能。ただし、画像は手動で回転させる必要がある。
大きさはは213×151×32mmで、重さは約510g。ACアダプターで駆動する。ボディカラーはホワイトとブラック。「HW001 KT」はピンクの1色。
夏モデルの発表会でソフトバンクの孫正義氏は、デジタルフォトフレームの人気の高さをアピールしていた。同氏は、母の日のプレゼントとしてデジタルフォトフレームが一番人気だったと述べ、「全くノータッチで全自動で使える。個人的には10台ぐらい使いたい。デジタルフォトフレームを何万円も出して買うより安い」などと話した。ただし、ソフトバンクでは、個人契約については、音声端末も含めて5回線までとなっている。
■ フォトギャラリー
■ URL
製品プレスリリース
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20090519_08/page_17.html
(津田 啓夢)
2009/05/19 10:54
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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