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KDDIの高橋氏
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KDDIは7日の夜、新ブランド「iida」の立ち上げを記念したレセプションパーティを開催した。
パーティの冒頭ではまずKDDIのコンシューマ商品統括本部長の高橋誠氏が登壇し、挨拶をした。挨拶の中で高橋氏は、「iidaという新しいブランドは、我々が外部のデザイナーとコラボレーションしながら、ケータイとその周辺製品を通し、お客様のライフスタイルをデザインしたい、という思いを込めている。まだ生まれたばかりのブランドだが、ここにいらっしゃるデザイナー、あるいはみなさまと一緒に作り上げていきたい」と語った。
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草間彌生氏
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さらに芸術性をコンセプトにしたiidaの「Art Editions」第1弾を担当する前衛芸術家・小説家の草間彌生氏も登壇し、iidaの自作品をモチーフにした詩を披露した。以下はその詩。
iidaケイタイ電話とクサマの前衛芸術とが
一体に交わってきた。
生きていく我々の感性が
宇宙への神秘にとどろいていく。
この瞬間に
超発展していく我々の五体すべてを
iidaケイタイがかもし出す。
大いなる人類の志を世界に引き込まれて
iidaケイタイ電話は
我々のすべての哲学を山のように広げていく。
この不思議な喜びの瞬間。
わたし大好き。
私はiidaのケイタイ電話を心から愛している。
さらに「この会社の人に、壇上で小説や歌も披露して欲しいといわれたので」とし、草間氏の前衛詩「マンハッタン自殺未遂常習犯」の歌を歌って会場を魅了した。草間氏はこのほかにもパーティ後半にビデオレターでも登場し、草間氏によるArt Edition「宇宙に行くときのハンドバッグ」、「ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱい」、「私の犬のリンリン」の3作品それぞれを自ら紹介した。
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G9の展示
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会場には午前中の発表会と同様に、新モデル「G9」の実際に触れる実機展示や暗い会場を活かした「Mobile pico projector」の動作デモ、ほかのモデルのモック展示、さらにコンセプトモデルの展示も多数行われていた。G9は唯一触れる実機ということもあり、来場者の注目を集めていたが、コンセプトモデルもユニークなものが多く、やはり注目を集めていた。
会場には「iidaにちなんだドリンクやフード」(KDDI高橋氏)も用意され、ドラム・ビジュアルパフォーマンスユニットd.v.dによるライブも行われた。
このほかにも、会場には芸能人も来場していた。歌手の相川七瀬は、フォトセッションでiidaブランドの中から好きな端末として「宇宙に行くときのハンドバッグ」を選び、「かわいい。このあいだ世界対応のケータイに買い換えたばかりだけど欲しい。ケータイは一緒に長くつきあっていけるよう、そばにあって飽きがこないようにデザインに注目している」とコメントした。
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d.v.dによるライブ
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会場の様子
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■フォトギャラリー
■ URL
iida
http://iida.jp/
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・ KDDI、「iida」ブランド発表
(白根 雅彦)
2009/04/08 11:07
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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