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ケータイソムリエへの道~MCPCケータイ実務検定受検体験記
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1月28日に第1回検定試験が実施された「MCPCケータイ実務検定」だが、実は筆者もこっそり受検していた。本誌編集長として、落ちるわけにはいかないこの試験。はたして結果は……。
■ 久しぶりの試験勉強
同検定の存在は発表された時点で知っていたわけだが、その後すっかり忘れていて、偶然気がついたのが申込締切日の昨年12月19日。どうしようかと悩んだが、意を決して、というか勢いで申し込んだ。
そこから受検勉強である。30代半ばの筆者としては、試験らしい試験を受けるのは、学生時代以来。マークシートなど、10年以上記入した記憶がない。幸い試験範囲は「モバイル基礎テキスト」(リックテレコム)というテキストブックの中から、ということになっていたので、とりあえずこのテキストを購入し、パラパラとページをめくり始めた。
テキストの内容は、筆者としてはさほど難しいとは感じなかった。おそらく、毎日本誌を読んでいる読者の皆さんにとっても同じだろう。ショップ店員向けという検定の位置づけもあり、一部に関連する法律の解説があるなど、一般の読者にとってはあまり接点が無いような部分もあったが、全体としてはおおむね理解できる内容だろう。
ちなみに、テキストの巻末には想定問題集が付いており、実際の検定の難易度がだいたい分かるようになっている。筆者は全問正解だったので、この時点で少しホッとした。
■ いざ受検会場へ
そんな風に何度かテキストを読み返しているうちに、1月28日の受検日を迎えた。総勢約2200名という受検者のうちの1人として都内試験会場に入った。筆者が受検した会場では、20代の若者の姿が多いように見受けられ、中には学生もいたようだ。
そして1時間の試験が始まった。出題は4択式の問題で50問。問題用紙は回収されてしまったので、実際にどんな問題が出題されたのかをお伝えすることはできないが、事前告知の通り、テキストブックの文章が虫食いになっており、そこに当てはまる言葉を選ぶ形になっていた。なので、テキストの中身を一字一句もれなく記憶すれば、必ず合格できる。
筆者の個人的感想としては、4択の候補のうち、「これも正解にしていいんじゃないの?」と思える設問がいくつかあった。この辺りは、やや機械的に問題が作成されているという印象だ。
そうやってひたすらマークシートを塗りつぶしていき、20分ほどで回答を終えた。開始から30分で途中退室が可能となったので、筆者はそこで退室した。
■ はたして結果は……
それから約1カ月、検定のことなどすっかり忘れていたのだが、2月25日にMCPCから封書が届いた。封書を見た瞬間、「落ちてたら他のスタッフに示しが付かないな……」などと嫌な汗をかきながら開封。中から出て来たのは合格通知だった。心からホッとした。ちなみに、同じテキストを使った「MCPCモバイル技術基礎検定」についても、ついでに受検していたのだが、こちらも合格だった。
というわけで、「ケータイアドバイザー」という資格、ちまたで「ケータイソムリエ」と呼ばれる称号を獲得した筆者。正直なところ、この資格がどこでどう役に立つのかは分からないが、検定のために勉強して、携帯電話全般についての知識を深めるのも悪くない。
第2回の試験は8月。読者の皆さんも力試しに検定を受けてみてはいかがだろう?
■ URL
MCPCケータイ実務検定
http://www.mcpc-jp.org/kentei/keitai.html
■ 関連記事
・ “ケータイソムリエ”を養成する「モバイル実務検定」
・ MCPCケータイ実務検定、初回の試験実施
(湯野 康隆)
2009/02/27 15:31
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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