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授賞式は「auコンテンツフォーラム2009」の懇親会で行われた。懇親会の冒頭、KDDI 代表取締役社長兼会長の小野寺正氏が登壇。「ユビキタス社会からアンビエント社会へ」という同社のスローガンを紹介し、「リコメンド的なものもアンビエント的なものの一環。今後はコンテンツプロバイダー様に個人に適したものをお作りいただいて、それをタイミングよく送ることが重要になってくる」とした。その上で、KDDIはコンテンツプロバイダーとよりよいコンテンツを一緒に作り、配信してきたいと語った。 その後、各部門の受賞者が発表された。音楽部門を受賞したのは「レコチョク フル」（レコチョク）、「music.jpフル」（MTI）、「dwango.jp（うた）」（ドワンゴ）の大手3サイト。大賞は「レコチョク フル」で、受賞者は「ケータイで音楽を聞くことがすごく一般的になってきた。本当にたくさんの人に聞かれるように努力していく」と述べた。
待受部門では、「いつでもリラックマ」（イマジニア）、「楽プリショット」（フリュー）、「待受・壁紙★パラダイス」（UHS）の3サイトが受賞。大賞には、愛くるしいクマのキャラクターが人気のリラックマの待受画面などを配信する「いつでもリラックマ」が選出された。大賞を受賞したイマジニアは、「単なるデザインだけでなく世界観をいかに表現するかに焦点を当てている。毎日サイトにくるとリラックマが何かやってくれるというような、オマケのコンテンツも用意して世界観を楽しんでいただけるようにしている」と、ユーザーを飽きさせないための工夫を語った。 ゲーム部門では、「テトリス&100円ゲーム」（ジー・モード）、「★ぷよぷよ！セガ」（セガ）、「ファイナルファンタジー モバイル」、（スクウェア・エニックス）の3サイトがアワードに選出された。大賞に選ばれたのは、ジー・モードの「テトリス&100円ゲーム」。同社の今後の目標は「ゲームは面白さが大事。もっと旬の要素を取り入れた楽しいゲームを作っていきたい」ことだという。 急成長市場の電子書籍部門で受賞したのは、「コミックシーモア」（NTTソルマーレ）、「ケータイ★まんが王国」（Bbmf）、「魔法の図書館」（魔法のiらんど）。大賞に輝いたのはNTTソルマーレの「コミックシーモア」となった。同社は受賞のコメントとして、「お客さまの接点であるコンテンツ（書籍）、お店作り（サイト）などに注力してきた」と、ユーザー中心の視点を大切にしていることを強調した。 ライフスタイル・情報系部門は、ニュースや天気などのほか、各種ツールやクーポンサイトなどを扱っている。この部門では「マクドナルド トクするケータイサイト」（日本マクドナルド）、「iGoogle」（グーグル）、「weathernews」（ウェザーニューズ）の3サイトが受賞した。大賞は「マクドナルド トクするケータイサイト」。同社は「トップページをFlashで1画面にしたりと、分かりやすいサイトを作ることに注力している」とコメント。幅広い属性のユーザーが集まる、マクドナルドのサイトならではの視点がうかがえた。 授賞式の最後には、KDDI 取締役執行役員常務の高橋誠氏が挨拶を行い、「今回は一般サイトにも参加していただき、幅広い形になってきた。我々も今までの世界に留まるわけでなく、開かれた世界へ皆様とご一緒したい」と締めくくった。
■ ＵＲＬ KDDI http://www.kddi.com/ ■ 関連記事 ・ 「auコンテンツアワード2009」投票受付開始 （石野純也） 2009/02/25 22:00 | ||||||||||||||||||||||||||
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