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【 2009/06/26 】
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NEC、2008年度の携帯出荷予想を500万台に下方修正
NEC 代表取締役 執行役員社長の矢野 薫氏
グループ経営の方向性
NECは、2008年度の業績予想を下方修正し、その中で、携帯電話出荷台数の下方修正を発表した。
出荷計画は期初には700万台としていたが、これを10月時点で580万台に修正。今回さらに、500万台に修正し、前年実績の480万台から4%増に留める。
NECの矢野薫社長は、「国内市場は年間5000万台規模の市場を見込んでいたが、3300~3500万台に縮小すると予想され、それに伴い出荷台数も減少する」とした。
同社の2008年度における出荷実績は、第1四半期が前年同期比33.3%増の160万台、第2四半期が同じく33.3%増の120万台、第3四半期が18.2%増の130万台となっていたが、第4四半期では90万台の出荷に留まり、前年同期比でも43.5%減と急減速する。
だが、「当社は、今年度に入ってから大きくシェアを引き上げており、期初目標に向けて着実に拡大している」という。また、来年度以降も厳しい市場環境が見込まれることから、さらなる開発効率化、損益分岐点の引き下げによって、利益確保を目指すという。
矢野社長は、「まずは日本の市場で生き残っていくことを優先する。そこで生き延びた先に、国際マーケットで生きる力が持てる。日本の携帯電話市場はガラパゴスといわれるが、私は間違った方向にあるとは考えておらず、世界全体のなかで、あるべき姿で先頭に立っている市場だと認識している。日本市場で生き抜く基盤をきっちりと作ることが大切である。今年度、当社のシェアが急速に拡大したのは、商品力の強化によるものだと認識している。多様化する市場ニーズに応えることが必要であり、それに向けた開発体制を整備していく」と語った。
さらに、「NECは、モバイル/パーソナルソリューション事業として、携帯電話とPCとを同じ執行役員が見ている。携帯電話とPCとの融合を視野に入れ、なるほどといわれるような小型の商品を作りたい」などとし、新たな商品開発に意欲を見せた。
なお、モバイル/パーソナルソリューション事業の通期予想は、売上高が前年比7.2%減の8100億円、営業損益は312億円減の80億円の赤字。そのうち、携帯電話事業が中心となっているモバイルターミナル事業の売上高は3.0%減の3300億円、営業損益は30億円の赤字と見込んでいる。
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URL
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0901/3002.html
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(大河原克行)
2009/01/30 19:46
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