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320kbps、AAC形式の高音質音楽サービス「着うたフルプラス」
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KDDI・沖縄セルラーは、従来よりも高音質な音楽サービス「着うたフルプラス」を12月下旬から開始する。
「着うたフルプラス」は、AAC形式 320kbpsの高音質な楽曲配信に対応した着うたフルサービス。従来の着うたフル(HE-AAC/48kbps)と同様に、楽曲が特定の部分を切り出して着信メロディに設定できる。1曲あたりのデータサイズは、4分程度の楽曲の場合に約10MB。このため、パケット定額サービスへの加入が推奨されている。
サービス開始時の対応端末は、「Walkman Phone, Xmini」と「W65T」。このほかの従来モデルは、320kbpsのAACデータに対応していないため利用できない。KDDIでは、「着うたフルプラス」をKCP+対応端末の標準機能にする方針。春モデル以降の端末は基本的にサポートされる見込みだ。
なお、「Walkman Phone, Xmini」の発表会では、着うたフルと着うたフルプラスの比較コーナーなども用意されていた。用意されていたヘッドホンで聴く限りにおいては、着うたフルプラスの楽曲の方が、音に厚みがあるような印象を受けた。
auとソニーがコラボレーションした「オーディオ機器連携」機能をサポートする。対応するソニー製HDDコンポ「ネットジューク」を利用して携帯電話内の音楽をコンポで楽しめる。12月11日より、コンポのソフトウェアをアップグレードすることで利用できるようになる。
KDDIでは、レーベルモバイルとともに、音楽ポータル「au one ミュージック」に着うたフルプラスの特設サイドを設置する。ほかにも音楽サービス「mora」において、着うたフルプラス対応コンテンツを配信。さらに、コンテンツプロバイダー各社も着うたフルプラスの配信を表明している。
着うたフルプラスの利用料は、着うたフルの利用料と同程度になる予定。
■ LISMO Port
なお、12月8日より、携帯電話などと連携するパソコン向けの音楽管理ソフト「LISMO Port」もVer.3.0にバージョンアップする。着うたフルプラスのバックアップ、ウォークマンへの転送が行える。
2009年「LISMO Music Store」でも着うたフルプラスが配信される予定。「mora for LISMO」を利用した楽曲購入時に、電子マネー「Edy」も利用できるようになる。
ただし、「LISMO Port」の更新確認を行うとエラーメッセージが表示され、更新確認できない事象が見つかっている。7月25日~8月29日にかけてLISMO Port 2.0(Ver.2.0.01)をWebサイト上からダウンロードし、新たにインストールした場合にこうした事象が発生するという。CD-ROMからインストールした場合は問題はないとのこと。「LISMO Portの確認」を行わずにアップデートすれば、事象は発生しない。
■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/1208a/
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(津田 啓夢)
2008/12/08 16:46
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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