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「Xmini」は、音楽機能に特化したスライド式のCDMA 1X WIN端末。製品名は、「extremely mini」を縮めたもので、「極限の小ささ」といった意味合いになるという。型番は「W65S」。KDDIの端末プラットフォームである「KCP+」を採用。端末のメインターゲットは20代の男女となる。 機能を絞り込んで音楽機能に特化した端末となり、端末を閉じた状態では音楽プレーヤーのような外観となっている。ディスプレイは、約1.8インチ、240×320ドットのTFT液晶を搭載。サブディスプレイは非搭載となる。 ディスプレイの下部と左右にはタッチセンサーキーを搭載。方向キーとその周辺のキーがタッチセンサーとなっている。タッチ操作時には、押下に合わせて端末が小さく振動する。音楽プレーヤーとして利用する場合、決定キーが再生/一時停止ボタンとなり、左右のキーは曲送りと曲戻りの操作に対応する。 ディスプレイに表示される左右のソフトウェアキーは、真横にあるタッチセンサーがソフトウェアキーに対応している。ディスプレイ中段の左右にあるタッチセンサーキーは長押しでマナーモードの設定が行えるなど、側面部のキーのような役割を果たしている。 なお、タッチセンサー部分は設定によって、指をなぞって操作できる。EZwebなどのページ送りなどに活用できる。 端末には、4GBの内蔵フラッシュメモリを搭載し、データフォルダとして約3.5GBが確保されている。AAC形式（320kbps）の楽曲がダウンロードできる新サービス「着うたフルプラス」に対応。着うたフルの48kbpsよりも高いビットレートで高音質の楽曲が利用できる。 なお、着うたフルプラスのデータ容量は、4分程度の楽曲で約10MBになる。着うたフルは同じ条件で2MB弱。「Xmini」のデータフォルダを最大まで利用した場合、着うたフルプラスでは約350曲程度、着うたフルなど、約1.5MBの楽曲で約2300曲が保存できる。楽曲の連続再生時間は約23時間。 また、端末にはソニーのWalkmanなどで培った高音質化技術が採用されている。高音域をクリアに再現する「DSEE（Digital Sound Enhancement Engine）」や、ステレオサウンドを実現する「クリアステレオ」、引き締まった重低音を生み出す「クリアベース」などが用意される。端末には、テレビCMに起用される倖田來未の新曲（体験版）がプリセットされている。 Bluetoothや赤外線通信機能が利用可能。発表会では、ソニー製およびソニー・エリクソン製のBluetooth対応ヘッドセットなどが紹介されていた。パッケージには、平型イヤホン端子で接続するイヤホン「ソニー製 大口径13.5mmEX高音質ステレオイヤホン」が同梱される。 日本入力機能として、POBox Pro 3.0に対応。フルブラウザやLISMO Video、au one ガジェット、デコレーションメールなどに対応する。「Xmini」ではサブディスプレイのほかに、カメラ機能や外部メモリ、GPS機能、おサイフケータイなどが非対応となる。 大きさは約44×75×18mmで、重さは約75g。ボディカラーはグリーン×ブルー、パープル×ピンク、ホワイト×ターコイズ、ブラック×ブラック。パッケージにはボディカラーに合わせたネックストラップが同梱される。
■フォトギャラリー                               ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/1208/ ■ 関連記事 ・ 320kbps、AAC形式の高音質音楽サービス「着うたフルプラス」 ・ 着うたフルプラス対応「Xmini」発表会、小栗旬や倖田來未が登場 （津田 啓夢） 2008/12/08 11:31 | ||||||||||||
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