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メディアフロージャパン企画は、沖縄県那覇市と豊見城市のユビキタス特区で行う「携帯端末向けマルチメディア放送サービス実証実験」の実験試験局免許を取得した。 同社は、KDDIが8割、クアルコムが2割出資して設立された企業で、クアルコム開発の携帯機器向け放送技術「MediaFLO」の国内展開を目指して活動している。国内では、KDDIの施設「KDDIデザイニングスタジオ」でMediaFLOの実験が行われている。また、先進的なIT技術を実地検証できる「ユビキタス特区」では、島根県でMediaFLOを利用した実験も開始されている。 ユビキタス特区の1つとして、今年1月、メディアフロージャパン企画が沖縄県那覇市と豊見城市においてMediaFLOの実験を行うことが決定。8月には予備免許が交付され、9月29日から試験電波の送信が開始された。その後、混信などの影響をチェックしながら、送信出力を増強し、定格出力までの調整が完了したことで、正式な実験局免許が交付された。 実験はVHF帯で行われるが、MediaFLO方式がVHF帯で伝送されるのは世界初。電波伝搬特性や品質評価を行う。また、2009年秋にはコンテンツ制作や端末開発を行う企業と協力した実験を行うほか、地方自治体と連携した地域密着型コンテンツ配信の実験も行う予定。 ■ ＵＲＬ プレスリリース（PDF形式） http://www.mediaflo-japan.com/pdf/08112801.pdf メディアフロージャパン企画 http://www.mediaflo-japan.com/ 総務省 沖縄総合通信事務所 報道資料 http://www.okinawa-bt.soumu.go.jp/hodo/2008/08_11_28-02.html ■ 関連記事 ・ メディアフロージャパン企画、ユビキタス特区の実験予備免許 ・ 日本各地で「ユビキタス特区」、次世代技術を実地検証 ・ 第265回：MediaFLO とは （関口 聖） 2008/11/28 14:19 | ||||||
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