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山崎 耕司氏
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NECは10日、報道関係者向けに「2008年度下期 Nケータイ新商品発表会」を開催。商品やプロモーションに関する説明が行われたほか、ゲストとして同社のイメージキャラクターを務める玉木 宏と橋本 麗香が招かれ、Nケータイの魅力について語った。
今回の発表会は「TOHOシネマズ六本木」が会場に選ばれており、シネマ用のスクリーンをフルに使った説明会となった。これは「新商品に対する意気込みの表れ」だという。会場にはタッチ&トライコーナーも設けられ、N-01A、N-02A、N-03A、N-04Aの実機が展示された。
冒頭、NEC執行役員 山崎 耕司氏が登壇し、「市場が不透明と言われる中、まさにNECにチャンス到来と思っている。NECは変わらないという声も聞かれるが、今日の商品を見れば、明らかにNECが変わったと感じ取っていただけるはず。これから先、もっと変わっていくというのも同時に感じとっていただければと思う」と挨拶した。
■ ユーザーの「今すぐ、ここで」を実現したい
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小島 立氏
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続いて、モバイルターミナル事業本部 副事業本部長 小島 立氏が「NECの目指す方向性」を説明。「ワンセグも標準搭載になり、購買要因となっていた新機能が飽和している。キラーとなる機能が見つかっていない」と買い換え需要の減少要因を指摘。また今後は携帯電話が生活コンシェルジュ的な役割を担うであろうと述べた。
同氏は「NECは折りたたみの老舗であり、折りたたみ構想から約20年が経過した。これはやはり変わらなければいけない」として、新しい時代への変化が求められている現状であると述べた。そこでケータイとインターネットを統合することで、新しい価値を生み出せるようにしてゆくことを目標に掲げているという。
その上で、NECが目指す3つの方向性として「次世代ハイスペックカテゴリー」「デザイン×スリム」「ユニバーサル×エコ」の3点について解説。「ユーザーのwantsをNECのケータイが実現したい。ユーザーの好奇心をどんどん刺激し、生活にイノベーションを起こしたい。今後もNECのケータイにぜひ期待していただきたい」と決意を述べた。
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NEC Winter Collection 2008
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スライド「ケータイが変わろうとしている」
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「今すぐ、ここで、を実現する」
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「NECの目指す3つの方向性」
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■ デザインポイントは、「+(プラス)エモーション」
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佐藤 敏明氏
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その後、モバイルターミナル事業部 チーフクリエイティブディレクター 佐藤 敏明氏により「De+Sign~Nケータイデザイン戦略~」と題して各端末のデザインに関する思いが紹介された。
全体のコンセプトについて「今までの“Sign”、つまり記号化されたものに対して、常識にとらわれず、“De=デメリット、デトックス”のような考え方で、新しいことを考えていくという試みの中で進めた」と説明。
同氏は、製品の分類テーマとして「最先端のトレンド」「ファッションスタイル」「ずっとつきあえる」の3つが挙げられるが、さらに今回は「+(プラス)エモーション」が重要なキーワードであると語る。N-01Aに対しては“インタラクション”、N-02Aに対しては“クオリティ”、N-03Aには“マインド”、N-04Aには“ソリューション”を新たなキーワードとして与えたという。
「4者4様のコンセプトだが、1つ1つがやはりNECだね、と言っていただけるような商品としてまとめてきたつもり。手にとっていただければ、さらにデザインのこだわりを感じていただけるのでは」と自信を見せた。
■ 今後はもっとNECの色を出してゆきたい
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工藤 和裕氏
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有満 陽子氏
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その後、モバイルターミナル事業部 統括マネージャー 工藤 和裕氏より各端末の特徴が紹介されたが、N-01Aが今回のNECケータイを最も象徴するものになっているという。工藤氏は「“世界が手のひらで動き出す”を実感していただけるケータイになっている」と強調。
さらに、モバイルターミナル事業本部 クリエイティブマネージャー 有満 陽子氏が製品プロモーションについて説明。N-01Aオリジナルサイト「medias.net」や、N-02Aオリジナルサイト「kirameku★web」が紹介されたほか、それぞれのTVCFも披露。玉木 宏が出演するN-01AのTVCFは11月中旬から、橋本 麗香が出演するN-02AのTVCFは11月下旬より放送されるという。
なお、質疑応答では、ソフトバンクモバイル向けの端末が発表されていないことに関して聞かれ「タイミングが悪かった」とし、「次回の発表時にはしっかりご提示できると思う」(山崎氏)と述べた。
端末の販売状況と見込みについては「今までの開発の成果がここでようやく出た。今後はこれをベースに進化させるので、開発費はあまりかからず回収できると思う。この4機種でトップシェアを狙っているが、取れれば利益的には問題ない」(小島氏)と説明。
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熱心にチェックする来場者
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N-01Aのフルブラウザで本誌を表示してみた
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今回展示された端末
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N-02A、N-03A、N-04Aはショーケースでも展示
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■ 玉木 宏と橋本 麗香がNECのケータイを笑顔でアピール
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玉木 宏と橋本 麗香
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後半には、NECでイメージキャラクタを務める玉木 宏と橋本 麗香が登場し、トークセッションが開催された。
N-01AのTVCFに出演している玉木 宏は「N-01Aは世界が手のひらで動き出すというNECの新たなテーマをぜひ感じてもらえたらうれしい。片手で思うがままに操作できる感じを楽しみに待っていて欲しい」とコメント。
橋本 麗香は「今回は色鮮やかな蝶が舞っていて、色鮮やかな印象のコマーシャルになると思う。かわいさとクールさがミックスされた、大人カワイイ感じのコマーシャルになっているので、みなさんぜひチェックしてみて」と笑顔を振りまきながらPR。
実際に使ってみた感想を聞かれ、「(以前のものと比べて)ボクが一番驚いたのはこの形状。携帯電話のほうが形を変えて自分に合わせてくれている感じ。タッチパネルを触ったときの直感的な操作感や、気になるサイトをフルブラウザで見ることができたりというのもすごい。実際に体感してもらいたいのは、5.1chサラウンドの音。映画館にいるようで、ついにケータイもここまで来たんだなと感じた」(玉木)
「この薄いボディに、5.2メガのスマイルフェイスシャッターつきのカメラとワンセグなどの多彩な機能が盛り込まれていることに驚いた。新たに加わったカラフルキーイルミネーションは使うのが楽しくなる。持ってるだけで外見だけでなく内面の美しさも表現できるケータイになっていると思う」(橋本)と語り、「ぜひ手にとって感じて欲しい」とメッセージを寄せた。
トークセッション後に報道陣の取材に応じ「特定のメル友はいない」と公言した玉木 宏だったが、絵文字が入ったメールにはできるだけ絵文字を入れて返すよう配慮していると語った。一方の橋本 麗香は、普段絵文字はほとんど使用せず、テキスト中心のメールだと言う。しかし最近では絵文字を使わないと怒っていると勘違いされることが多いといい、「できるだけ使うようにしている」とコメントしていた。
■ フォトギャラリー
■ URL
medias.net(N-01Aオリジナルサイト)
http://www.medias.net/
kurameku★web
http://www.n-keitai.com/kirameku/
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(すずまり)
2008/11/11 12:09
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