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時計や株価、検索などでカスタマイズ「iウィジェット」
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専用画面
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「iウィジェット」は、利用頻度の高いアプリへ待受画面から手軽にアクセスできる機能。
「ウィジェット」とは、ガジェットとも呼ばれる機能で、もともとパソコンのデスクトップ画面上で動作するアクセサリーツールを指す言葉として使われてきた。今回発表された「iウィジェット」は、ドコモの携帯電話上で動作するアクセサリーツールや、アクセサリーツールへ手軽にアクセスできる機能のこと。対応機種には、時計アプリや現在地情報アプリ、株価情報アプリ、検索窓アプリなどがプリセットされる。
利用時には、待受画面表示時にテンキーそばにある「Wボタン」を押すと、iウィジェット専用画面に切り替わる。iウィジェット専用画面には、最大8個までのウィジェットアプリを設定でき、最新情報が表示される。この専用画面上で、使いたいアプリを選択すると、詳細情報画面に切り替わる。専用画面に登録するアプリや、表示位置はユーザー自身が操作してカスタマイズできる。
対応機種は、STYLEシリーズではN-02A、P-02A、PRIMEシリーズではF-01A、F-03A、N-01A、P-01A、SH-01A、SH-03A、SMARTシリーズではN-04A、PROシリーズではSH-04Aとなる。なお、機種によってプリセットされるウィジェットアプリは異なっており、F-01AとF-03Aには歩数計機能の「ウォーキングチェッカー」が、N-01A、N-02A、N-03Aにいは付箋アプリが、P-01AとP-02Aにはスケジュールやメモを共有できる「ファミリー伝言板」、時刻表を活用した「時刻表ウィジェット」がプリセットされる。またP-01Aのみ、ミニゲームの「ぷよぷよ!ウィジェット」も用意される。
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プリインストールアプリ
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コンテンツプロバイダも提供する
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■ iウィジェットの仕組み
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iアプリの仕様も進化。マルチタスクをサポート
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携帯電話でウィジェットの仕組みを実現するために、いくつかの企業からプラットフォームが提供されているが、ドコモの「iウィジェット」は、ACCESSやOperaの仕組みは利用せず、基本的にはJavaが利用されている。
iウィジェット専用画面では、最大8個までのアプリを表示できるが、この画面ではアクロディアの技術などを用いて、スムーズにアプリを動作させている。
ドコモでは、DoJaとして提供してきたアプリの仕様を今回より改めている。アプリのサイズは最大2MBとなり、同時に複数のiアプリを実行できるマルチタスクがサポートされた。また、TCPやUDPの採用でiアプリオンラインを実現している。
専用画面では、ウィジェットアプリが小さく表示されているが、単なる一覧ではなく、新機能のマルチタスクによって、全てのウィジェットアプリとして動作している状態となっている。個々のウィジェットアプリに表示される画面は、iウィジェット専用画面に切り替えた瞬間に通信経由で最新情報に更新する。
専用画面で表示されるウィジェットアプリのうち、利用したいアプリを選んで使うことになるが、検索アプリの場合は、そのまま検索フォームに単語を入力して利用するなど、ウィジェットアプリで完結するが、場合によっては、ウィジェットアプリから他のiアプリへ切り替えることもできる。
iウィジェット向けコンテンツは、公式サイトだけではなく、勝手サイト(一般サイト)からも提供できるという。
■フォトギャラリー
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/081105_01.html#p03
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(関口 聖)
2008/11/05 14:53
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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