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NTTドコモ 代表取締役社長の山田 隆持氏は、31日に開催された決算会見の中で、2008年度中にmovaの終了時期を決定することを明らかにした。
mova(ムーバ)は、NTTドコモが提供しているPDC方式の携帯電話サービス。すでに、11月30日をもって新規受付が終了されると発表されており、movaからFOMAへの移行で契約事務手数料を無料にするといった施策も実施されているが、サービスの具体的な終了日時は決まっていない。
山田氏は会見の中で、「いつサービスを終了するか、まだ決定していないが、今年度中に決める。FOMAへの移行を施策として加速させる」と述べ、2008年度の下期にはサービス終了時期を発表し、本格的なFOMAへの移行施策を実施する考えを明らかにした。同氏によれば、現在約750万のmovaユーザーが存在しているとのことで、FOMAの端末価格を割り引くといった移行施策が展開される予定。
なお、総務省が進める周波数帯の見直しにより、800MHz帯でmovaが利用する帯域は、使用期限が2012年までとなっている。
■ URL
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
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(太田 亮三)
2008/10/31 19:58
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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