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ドコモ、設定ミスで固定から2in1宛の通話に誤課金

 NTTドコモは、同社の一部交換機の設定ミスによって、固定電話から2in1のBナンバー宛に電話をかけると、固定電話の割引サービスが適用されない誤課金が発生していることを明らかにした。誤って請求した分は返還されるが、事象は現在も続いている状況だ。

 ファミリー割引やオフィス割引グループの主回線が指定した固定電話から、グループ内に電話をかけた場合、通話料は一律30秒あたり10.5円に割引される。今回の事象は、以下の条件を全て満たした場合に割引が適用されていなかったというもの。

[1]2in1のBナンバーがファミリー割引およびオフィス割引の対象。
[2]AナンバーとBナンバーで割引グループが異なるか、Bナンバーのみファミリー/オフィス割引に加入している。
[3]Bナンバーの属するファミリー/オフィス割引に固定電話を登録している。

 3月30日以降に2in1を契約したユーザーが対象となり、復旧は12月になる予定。これは、不具合を修正するために、新たにシステム開発が必要になるからだという。なお、誤課金の対象者は特定が可能で、8月までに168名のユーザーが被害を受けた。8月までの誤課金の総額は1万1600円。

 固定電話側は、NTT東西、ケイ・オプティコム、九州通信ネットワーク、絵ネルギア・コミュニケーションズの一般回線が対象となる。対象となるユーザーには、個別に周知を図る方針。誤課金の返還は、固定電話の請求書から該当通話の2~3カ月後に返還する。



URL
  お知らせ
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/081006_00.html

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(津田 啓夢)
2008/10/06 16:02


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