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日産自動車は、携帯電話と連携して情報を取得するカーナビゲーション向けの情報サービス「カーウイングス」を、三洋電機のポータブルナビゲーションシステムに提供すると発表した。 「カーウイングス」は、携帯電話を接続することでナビゲーション向けの各種情報を取得できるサービス。これまで、日産の自動車に搭載される純正ナビゲーションシステムのみで利用できた。 今回、10月21日に発売される三洋電機の持ち運び可能なナビゲーションシステム「NV-BD600DT」（愛称：ゴリラ）に「カーウイングス」のサービスが供給されることで、同製品でリアルタイムの交通情報の取得、現在地付近の飲食店の表示、ヘッドラインニュースの閲覧などが行えるようになる。携帯電話との接続はBluetoothを利用する。なお、携帯電話のハンズフリー通話機能には対応しないほか、カーウイングスのオペレーターサービスなど一部のサービスは非対応。 「NV-BD600DT」はこのほか、地図データの記録媒体として4GBのSSDを採用。スクロールや動作速度を向上させたGORILLAエンジンを搭載する。ワンセグ受信・録画機能を備え、SDカードの音楽データ再生機能、FMトランスミッター機能などを搭載。ゼンリンデータコムのWebサイトと連携しドライブ計画の作成も行える。 モニタは5.8V型のワイド液晶を備える。大きさは157×98.5×30mmで、重さは約440g。 日産では、カーウイングスの利用者が拡大することでプローブ交通情報の高密度化が見込め、より精度の高い情報を提供できるようになるとしている。
■ ＵＲＬ ニュースリリース（日産） http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2008/_STORY/080919-02-j.html ニュースリリース（三洋） http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0809news-j/0919-1.html ■ 関連記事 ・ ネットインデックス、カーナビユニット向け専用W-SIMを開発 ・ 日産、カーウイングスのW-SIM通信ユニットや最新サービスを紹介 ・ ウィルコム、日産純正カーナビ向けの通信サービス ・ 日産のカーウイングス開発者に聞く （太田 亮三） 2008/09/19 16:40 | ||||||
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