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イー・モバイルが「Touch Diamond」公開、10月10日発売

Touch Diamond

イー・モバイルの阿部氏
 イー・モバイルは18日、東京の青山ダイヤモンドホールでイベント「Touch Diamond Reception」を開催し、報道関係者などに新製品の「Touch Diamond(型番S21HT)」を公開した。

 イベントでは、まずイー・モバイルの執行役員副社長の阿部 基成氏がTouch Diamondの概要を説明した。阿部氏は、「コンパクトさと7.2Mpbsの高速通信、VGAのディスプレイ、そしてそれらの性能を生かすTouchFLO 3Dを搭載し、片手で直感的に操作できることにこだわっている」と語り、各種機能を紹介した。また発売日が10月10日となることも明らかにされた。

 つづいてHTC Nippon代表取締役のデビッド・コウ氏が登壇し、すでに世界各国で販売されている海外版のTouch Diamondの販売が好調であることをアピールするとともに、「今回、イー・モバイル版にも世界で使っているのと同じTouch Diamondの名前を採用した。世界と同じ名前を使うことで、日本のユーザーも世界のトレンドにつながったことになる。イー・モバイルからこれだけ早いタイミングで発売できることにも感謝したい」と述べた。

 イベントでは、スペシャルゲストとしてシンガーソングライターの福井 舞氏が登場し、ミニライブも行った。福井氏はTouch Diamondについて、「一昨日、Touch Diamondをいただいてから使っているが、Youtubeやインターネットを使うにも、パソコンが要らなくて便利」とコメントした。さらに「Touch Diamondのイベントを青山のダイヤモンドホールで行うにあたり、是非ともダイヤモンドを身につけていただきたい」として、福井氏にはイー・モバイルの阿部氏からダイヤモンドのリングが贈られた。


HTC Nipponのコウ氏 ライブで歌を披露する福井氏

インタビューに答える福井氏 阿部氏にリングを送られる福井氏

Touch Diamondと卓上ホルダ(オプション品)
 イー・モバイルが発売するTouch Diamondは、HTCが今年5月に発表したWindows Mobileスマートフォン「Touch Diamond」のイー・モバイル版。フルキーボードやテンキーを搭載せず、タッチパネルディスプレイで操作をする。基本的な仕様は海外版と同じだが、イー・モバイル版ではW-CDMAの周波数が変更されているほか、背面デザインがフラットな形状となり、重さも10g程度軽くなっている。下り最大7.2MbpsのHSDPAに対応し、無線LAN(IEEE802.11b/g)やBluetooth 2.0+EDRも利用可能。GPSも搭載する。また、3バンドのGSMも内蔵し、海外ローミングにも対応する。SIMロックはかかっておらず、海外では現地事業者のSIMカードも使用できる。

 OSにはWindows Mobile 6.1 Professional Editionを採用するが、HTC独自のユーザーインターフェイス(UI)「TouchFLO 3D」を搭載し、メニュー操作はスタイラスではなく指で画面をタッチして操作できるようになっている。画面は感圧式で、スタイラスによる操作も可能。設定メニューなどには通常のWindows MobileのUIも残されている。ブラウザなど一部のアプリケーションでは、カーソルキーの周囲をなぞることで拡大・縮小ジェスチャー操作ができるほか、加速度センサーの搭載により、本体を横に傾けることで表示を回転させることもできる。


テンキー形式で日本語入力できる
 日本語入力にはAdvanced Wnnを搭載していて、予測変換にも対応。手書きやソフトウェアテンキーで文字入力を行なえる。4GBのフラッシュメモリを搭載し、メモリカードには対応しない。Windows Mobileの標準的なソフトウェアに加え、OfficeアプリやAdobe Reader、Opera Mobile、NAVITIME、YouTube専用アプリ、電子辞書などをプリインストールされている。FMラジオも利用できる。

 ディスプレイは2.8インチでVGA(480×640)解像度。カメラは有効320万画素のCMOSで、オートフォーカスにも対応し、最大2048×1536ドットの静止画を撮影できる。本体下部にminiUSB端子を搭載し、充電やパソコンとの接続、イヤホンの接続に用いる。大きさは102×52×11.9mmで、重さは約98g。連続通話時間は約252分(3G)、連続待受時間は約236時間(3G)。イヤホンマイクやキャリングケースなどが付属する。別売りのオプションとして、卓上ホルダや大容量電池パック(背面の電池カバーも交換する)も販売される。CPUはクアルコムのMSM7201A(528MHz)と公表されている。


手に持った感じは日本のケータイよりもコンパクトな印象 イー・モバイル版独自仕様の背面

上端にはスリープスイッチ 下端にはminiUSB端子とマイク穴、ストラップホール。側面にはスタイラス収納

スタイラス収納部にリセットボタンがある 背面の電池カバーを外したところ。ストラップはカバーを外して脱着する

■フォトギャラリー



URL
  ニュースリリース
  http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=574
  製品情報
  http://emobile.jp/products/ht/s21ht/

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(白根 雅彦)
2008/09/19 12:05


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