北海道日本ハムファイターズとKDDIおよび沖縄セルラーは、ナカチェンとau one ガジェットを軸にしたファイターズファン向けのコンテンツサービス「ファイターズケータイ」の提供を9月12日より開始した。利用料は無料で、全国のauショップ店頭でセットアップしてもらえる。
ファイターズケータイでは、公式サイトに簡単にアクセスできるメニューなどで構成されるナカチェンと、待受画面に試合速報を自動配信するau one ガジェットが利用できる。これらは「北海道日本ハムファイターズパック」という名称で提供され、当初はVGA表示に対応したW62SH、W64SAの2機種でスタートし、順次その他のナカチェン対応機種もサポートしていく。
北海道日本ハムファイターズ代表取締役社長の藤井純一氏は「スポーツを通じて地域社会との共生をはかる『Sports Community』を企業理念するとともに、既成概念に縛られない夢を持った挑戦を実践する『Challenge with Dream』を経営理念に、すべての活動にファンサービスを優先する『Fan Service 1st』を活動方針としている。これまでに出てきた企画は外側を球団のデザインにするだけのものが多かったが、我々はお客様に応じたサービスを提供していきたいと考えている」と語る。
藤井氏が言うように、au one ガジェットは、事前に登録したユーザープロフィールに従ってパーソナライズされる。例えば、誕生日を迎えたユーザーの待受画面に特別なコンテンツをプレゼントする旨が表示される。上記のキャンペーンの当選通知などもau one ガジェットで行われる。
今回の企画は、KDDIが過去2年間にわたりオフィシャルスポンサーとして同球団を支えてきたところから実現したもの。他球団での同様の企画実現について、KDDI コンシューマ事業統轄本部 コンシューマ商品企画本部長の長島孝志氏は「今のところ他球団の予定はないが、ナカチェンやau one ガジェットというサービス自体はプラットフォームとして提供しているので、これが成功すれば他球団も次々に利用するのではないか」と話す。