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国民生活センター、ソフトバンクの保証サービスについて報告

 国民生活センターは、ソフトバンクモバイルの保証サービスに係わる消費者トラブルについて報告を行った。同センターによれば、ソフトバンクの保証サービス「スーパー安心パック」の利用者から、契約内容が一方的に「あんしん保証パック」へ変更され納得できないとする相談が寄せられたという。

 「スーパー安心パック」は2007年9月末で新規加入を終了した有料の保証サービス。当初、携帯電話が傷ついた場合などに制限無く外装交換が行えたが、2007年8月からは、半年に一度だけ無料交換できるという条件が追加された。

 2007年10月には保証サービスのリニューアルが実施され、「スーパー安心パック」に代わって「あんしん保証パック」が登場。「あんしん保証パック」では、外装交換が2割負担(約3150円)に変更された。既に「スーパー安心パック」を契約しているユーザーは契約を継続できた。

 国民生活センターでは、保証サービスの内容変更について、契約者への周知不足と判断するとともに、約490万件の「スーパー安心パック」契約者の利益を一方的に制限する変更であるため、ソフトバンク側に改善要望書を送付した。ソフトバンクからは事前周知が不十分であったことを認める回答があり、再周知と併せて受け取った外装交換費を返金する処置が講じられた。同センターではこうした対応について、一定の評価をしている。

 また、国民センター側でも利用者へのアドバイスを公表した。携帯電話のSMSで通知される案内を確認することや、事業者の回答内容が実施されない場合に消費生活センターに相談することなどが案内されている。

 なお、今回と同様の内容は、京都消費者契約ネットワークがソフトバンクに対して質問状を送付しており、ソフトバンク側はこれに回答している。



URL
  携帯電話機の有償保証サービスに係る消費者トラブルについて
  http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20080820_2.html

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(津田 啓夢)
2008/08/20 18:19


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