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ソフトバンク、外装交換無料サービスの有料化周知不足で返金へ
ソフトバンクモバイルは、有料のオプションサービス「スーパー安心パック」において、外装交換を有料化した際の周知が不十分だったのではないかとの指摘を受け、現在までに「スーパー安心パック」で有料の外装交換を行ったユーザーに対し、費用の返金を行うことを明らかにした。
返金の対象となるのは、2007年11月から2008年7月末までに携帯電話の外装交換を有料で行った「スーパー安心パック」の契約ユーザー。また、2008年8月から10月までの期間も外装交換を無料とし、この期間にSMSや請求書を通じて外装交換有料化の周知を行う。2008年11月以降は現在の契約内容通り、外装交換の費用は2割の負担となる。
今回の一連の対応は、NPO法人の京都消費者契約ネットワークがソフトバンクモバイルに対して送付した質問状に、ソフトバンクモバイル側が回答したことで明らかになった。
「スーパー安心パック」は、2007年9月末で新規加入の受け付けを終了している有料のオプションサービス。利用料は月額498.75円。サービス提供当初は外装交換が無料で行える点が特徴のひとつに挙げられ、当時の販売店でも端末の外装交換が何度でも無料で行なえるとしてアピールされた。その後2007年8月からは、半年に1回のみ外装交換が無料になるという条件が追加された。
2007年10月には、「スーパー安心パック」に代わる保証サービスとして「あんしん保証パック」が登場、同時に「スーパー安心パック」の新規受付は終了されたが、既に「スーパー安心パック」を契約しているユーザーは、契約を継続できた。一方、「スーパー安心パック」の契約内容において、半年に1回まで外装交換が無料となる項目は「あんしん保証パック」と同様に2割の負担となる有料化の変更がなされた。
京都消費者契約ネットワークは質問状の中で、消費者との合意なく「スーパー安心パック」の契約内容を変更したのではないかとの質問を投げかけた。これに対しソフトバンクモバイルは、「スーパー安心パック」の会員規約において「(契約内容などを)通知することなく変更する場合がある」と明記している点を挙げ、契約内容の変更と対応に問題はなかったとしている。
一方、契約内容の変更に至った理由について、ソフトバンクモバイルは、他人から譲り受けるなどした端末の外装交換を希望する例が激増していたことを理由として回答している。
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URL
京都消費者契約ネットワーク
http://kccn.jp/
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(太田 亮三)
2008/08/07 17:50
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