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NECとパナソニック モバイルコミュニケーションズ（PMC）は、携帯電話向けソフトウェアの開発を行う合弁会社のエスティーモについて、今秋を目処に清算する方針であることを明らかにした。 エスティーモは、2006年11月に設立されたソフトウェア開発会社。NECとPMCが50％ずつ出資しており、エスティーモは携帯電話向けの委託開発を行ってきた。 NECとPMCによれば、エスティーモの清算の背景には、携帯電話向けソフトウェアプラットフォームのオープン化が急速に進行する中、Linuxベースのプラットフォーム開発を推進する団体「LiMo Foundation」の加盟社数が50社を超えるなど、ソフト開発の中核的役割を果たすようになってきたことがあるという。そこで、2社限定のエスティーモの役割は終えたと判断し、清算することになった。 一方、NECやPMCなどが共同設立し、携帯電話の通信プラットフォーム開発を行うアドコアテックは今後も活動を継続する。ソフトウェア開発は、エスティーモがなくなるものの、NECとPMCはLiMoの創立メンバーでもあることから、LiMoを通じた協力関係は今後も続くことになり、ハード・ソフト両面での両社の協業体制の大枠は今後も維持される。 ■ ＵＲＬ NEC http://www.nec.co.jp/ PMC http://panasonic.co.jp/pmc/ ■ 関連記事 ・ 松下電器、NECが携帯電話事業で2つの合弁会社を設立 （関口 聖） 2008/08/07 17:36 | ||||||
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