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富士通、放送範囲2m程度のワンセグ式コンテンツ配信システム発売

 富士通は、ワンセグの仕組みを利用しながら、放送範囲を周辺2m程度に抑えて、店頭などでの情報配信に利用できるシステム「スポットキャスト」を発売した。価格は、送信機が29万8000円で、配信用ファイルの作成サービスが5分程度の映像で7万5000円となっている。

 「スポットキャスト」は、ワンセグと同じ仕組みながら、微弱電波で出力することで放送範囲を限定した上で映像で情報配信できるシステム。昨年3月に開発発表が行われ、昨夏にも実用化する見込みだったが、その後、大阪や金沢、北海道で総務省とともに実験が行われ、検証を経た上で製品版がリリースされたことになる。

 出力を限定した微弱電波を使っているため、利用時に免許を取得する必要がない。また、SDカードに映像コンテンツを入れて、送信機に装着して電源をONにするだけで利用できる。映像に加えて、データ放送の利用にも対応しており、映像で情報配信するとともにデータ放送経由で携帯向けサイトに誘導することもできる。



 美術館などでの展示品解説や、ショッピングセンターなどでの商品案内、イベント会場での特典コンテンツ配信といった利用シーンが想定されている。UHF帯の13ch~52chを使って放送し、エンドユーザーがワンセグ対応携帯電話で受信する場合は、チャンネル切替キーを長押しするなど、手動で「スポットキャスト」のチャンネルを見つけて切り替えることになる。



URL
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/08/6.html

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(関口 聖)
2008/08/06 15:42


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