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KDDIは、緊急地震速報機能を標準搭載した法人向けのCDMA 1X通信モジュール「WM-M210A」（セイコーインスツル製）を7月中旬より発売する。 「WM-M210A」は、緊急地震速報を受信できるセイコーインスツル製の通信モジュール。auでは、春モデルの端末より、気象庁から受けた緊急地震速報を、輻輳することなく一斉同報配信できるサービスを提供しており、この仕組みに対応した初の通信モジュールとなる。通信方式はCDMA 1Xのパケット交換となり、通信速度は下り最大144kbps、上り最大64kbpsとなる。 従来モデル「WM-M200」よりも約60％の軽量化を図り、消費電力も約16％改善される。外部インターフェイスは40pinシリアル×2となる。大きさは26.7×43×4.9mmで、重さは約6.9g。 KDDIでは、工場やオフィスなどにおいて、緊急地震速報を受信することで製品動作の停止し、被害軽減に貢献できるとしている。また、小型軽量となるため、ハンディターミナルやセキュリティ製品にも組み込めるという。従来製品も引き続き提供される予定。 なお、今回の通信モジュールは、5月14日から16日の「組込みシステム開発技術展」（東京ビッグサイト）や、6月19～20日の「震災対策技術展 関西」（インデックス大阪）で展示される予定。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0513/ ■ 関連記事 ・ au、「緊急地震速報」サービスを3月25日スタート （津田 啓夢） 2008/05/13 14:49 | ||||||
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