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au、「緊急地震速報」サービスを3月25日スタート
KDDIと沖縄セルラーは、気象庁の「緊急地震速報」をauの携帯電話向けに配信するサービスを3月25日より提供する。利用料・通信料は無料。対応機種は2008年の春モデル6機種。
今回提供される「緊急地震速報」配信サービスは、auの携帯電話宛に気象庁の緊急地震速報を配信するというもの。緊急地震速報は、最大震度5弱以上と推定される地震が発生すると、震度4以上になると見られるエリアに向けて発信する。その仕組み上、緊急地震速報が強い揺れよりも遅れて届く場合もある。
対応機種は、W61SA、W61CA、W62SA、W61H、W61K、W61SHの6機種となる。対応機種では、初期設定が「オフ(受信しない)」となっており、あらかじめ受信するよう設定する。対応機種は順次拡大する予定だが、同社では「旧機種対応する予定はない。また現時点での対応機種は6機種のみで、未発売の春モデルは非対応」としている。
配信されるのは、震源地周辺のau端末。受信時には専用の警報音やバイブレーション、画面表示で通知する。ただし、通話中は「緊急地震速報」を受信できない。また、メール送受信中やEZwebなどで通信している場合は、「緊急地震速報」を受信できない場合がある。
受信画面のイメージ(KDDI資料より引用)
仕組みとしては、3GPP2で新たに策定された仕様「BroadcastSMS」を用いており、多数の携帯電話宛に送信する場合でも、輻輳せずに一斉同報配信できる。auの設備に緊急地震速報が届いてから、10秒以内に配信できると見られている。
携帯電話向けの緊急地震速報配信サービスは、2007年5月にNTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイルがそれぞれ対応サービスの提供を発表していた。その後、NTTドコモが昨年12月から「エリアメール」という名称で開始し、今回auがサービス提供することになった。ソフトバンクモバイルでは、これまでの発表通り、2008年度中の提供予定としている。
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URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0324/
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(関口 聖)
2008/03/24 15:07
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