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資本金は４億9000万円で、出資比率はKDDIが51％、博報堂が35％、アサツーディ・ケイ８％、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムが４％、デルフィスが２％。社長にはKDDIでａｕのマーケティングを担当していた園田愛一郎氏が就任した。 KDDIでは、今年４月から５月末までEZweb上での広告配信実験「おすすめプレス アドバキューン」を実施しており、この実験の中で利用率やレスポンス率が予想以上に高かったため、今回の事業化に至った。 新会社ではまず、EZwebの公式サイト向けにPC向けの広告配信で一般的な「バナー型」、懸賞情報などの得する情報を集めた「サイト型」、希望するユーザーにメールで広告を届ける「メール型」の３つのメニューを用意。将来的には携帯電話の位置情報機能を活用した広告配信にも乗り出す。また、広告を出すかわりに情報料や通信料を割り引くようなサービス形態についても検討しているという。 新会社設立にあたり、KDDIの奥山雄材社長は「KDDIとしては、NTTの閉鎖的な体質に対抗するという考えもあり、競合他社（NTTドコモが電通と設立したディーツーコミュニケーションズ）と異なり、エイワンアドネットを通さずにEZwebサイトに広告を配信できるオープンな事業体系にした」と語った。 EZwebでの広告配信は来年２月頃から開始される予定。エイワンアドネットでは、売上について、今年度5000万円でスタートし、来年度には14億円、2002年度には37億円を目標に事業を展開していきたいとしている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/release/2000/1206/index.html 関連記事「EZサービスで広告配信の実験」 http://www.watch.impress.co.jp/mobile/news/2000/03/21/ezad.htm ■ 関連記事 ・ ドコモ、電通と組みiモード向けの広告会社設立 （湯野 康隆） 2000/12/06 17:30 | ||||||
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