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京セラと三洋電機は、三洋電機の携帯電話事業を京セラが承継する最終契約を締結したと発表した。
今回の京セラ・三洋の最終合意により、鳥取三洋電機を除く三洋電機の携帯電話事業、PHS端末事業、PHS基地局事業、WiMAX基地局を中心とした無線通信システム事業は、会社分割により4月1日付けで京セラに吸収される。両者の合意による事業総価値は500億円で、最終的な譲渡額は今後確定される。
三洋電機は1994年に携帯電話事業に参入し、CDMA方式の携帯電話を中心に携帯電話事業を展開してきた。2007年には次期3カ年の中期経営戦略の策定において全事業の見直しを実施し、携帯電話事業を他社へ事業譲渡することを決定。京セラに譲渡する基本合意は2007年10月に締結され、最終合意に向けて調整が行なわれていた。
京セラは、三洋電機の携帯電話事業が持つ国内および北米での顧客基盤の取り込みと、規模の拡大を図るとしており、開発力・設計技術などを京セラの経営資源と融合させることでユーザーのニーズに応えていくとしている。
■ URL
ニュースリリース(京セラ・PDF形式)
http://www.kyocera.co.jp/ir/pdf/080121.pdf
ニュースリリース(三洋電機・PDF形式)
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0801news-j/0121-2.pdf
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・ 三洋の携帯事業は京セラへ、両社が基本合意
(太田 亮三)
2008/01/21 17:06
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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