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総務省は、特定無線局の包括免許について、申請のあったKDDIと沖縄セルラー、およびソフトバンクモバイルに、免許を付与することが適当とする答申を電波監理審議会から受けたと発表した。 申請のあった両社に免許が付与される予定の特定無線局の包括免許は、屋内の電波環境改善を念頭に、小電力レピータが対象となっている。小電力レピータは小型の電波中継装置で、屋内における圏外の解消などを目的として技術的条件や規定の整備が進められていた。 現行制度において小電力レピータを導入する場合、他の無線局への干渉防止などの観点から、設置場所を特定した上で個別免許を取得する必要があり、申請から設置までに時間や手間がかかるといった点が課題とされていた。携帯電話用の小電力レピータの技術的条件が審議され、個別免許手続きの不要な包括無線局の対象となったことで、小電力レピータの設置が容易になることが期待される。 なお、ソフトバンクモバイルは「ホームアンテナ」として屋内の電波環境を改善する装置をすでに提供している。同社では、今回の包括免許により、ホームアンテナの申請から設置までの手続きが簡略化され、設置までの時間が短くなると見ている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080116_11.html ■ 関連記事 ・ ソフトバンクが小型基地局を無償貸与、ショップ店頭で受付 （太田 亮三） 2008/01/17 19:43 | ||||||
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