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ソフトバンクが小型基地局を無償貸与、ショップ店頭で受付

 ソフトバンクモバイルは、同社の3G網を屋内でも利用できるようにするホームアンテナ(小型基地局)の無償レンタルに向けて、今週から受付を開始したことを明らかにした。ソフトバンクのショップ店頭で受け付ける。

 広報部によれば、今回のホームアンテナは、「屋外まで来ている3Gの電波を屋内に引き込むためのもので、自宅まで電波が届かなくて困っているユーザーを対象としたもの」だという。

 「小型基地局のような仕組み」とのことで、設置には専門業者の工事が必要となる。また、無償提供ではなく無償貸与となり、全てのユーザーに配布されるものではない。法人個人を問わず受け付けるが、提供時期については明らかにされていない。

 電気代を除く、機器レンタル料および工事費等も全て無料とのことだが、前述の通り「小型基地局のような仕組み」であるため、設置したユーザーが勝手に動かすことはできない。PHSのホームアンテナのような手軽に利用できるものではないようだ。システムは、屋内へ電波を呼び込むためのいわゆる中継装置と見られ、こうした装置は、各事業者が地下街やビルなどに従来から導入してきた。

 ソフトバンクの代表執行役社長兼CEO 孫 正義氏はこれまで、2007年3月末までに全国に46,000局の3G基地局を設置すると話してきた。9月末の同社秋冬モデルの発表会では、残り21,000局を半年で開局するのは難しいのではないか? とする本誌の質問に「新しい技術・手法により、設備投資を抑えた独自のやり方でスピードアップしている」と語っていた。

 今回のホームアンテナの設置が孫氏の考える「3G基地局」に該当するものなのかは不明だ。同社では「孫氏が語った46,000局に今回のホームアンテナが含まれるのか?」という点については明言を避けている。



URL
  ソフトバンクモバイル
  http://mb.softbank.jp/mb/

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(津田 啓夢)
2006/10/18 16:56

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