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Bluetooth SIGは、Bluetooth通信技術が誕生して今週で10年を迎えると発表した。
短距離無線技術として、携帯電話やヘッドセットなどモバイル機器に搭載されているBluetoothが誕生から10年を迎える。最初のBluetooth対応製品は2000年に登場し、それから8年後の現在、約15億台のBluetooth機器が出荷されている。Bluetoothの仕様策定やライセンス管理を行なう団体であるBluetooth SIGのメンバー企業についても、当初の数社から現在は10,000社を超えている状況という。
Bluetoothという名称は、10世紀頃、現在のデンマークやノルウェー、スウェーデンを統治したハーラル王にちなんで名付けられた。ハーラル王はブルーベリーを好んで食べたと言われ、“ハーラル青歯王”とも呼ばれる。Bluetooth対応製品に記載されているロゴマークは、ハーラル王の古代北欧文字のイニシャルをモチーフにしている。
Bluetooth SIGでは、UWB(Ultra WideBand)を傘下におさめるため、WiMedia Allianceと協力体制を築いている。2007年にはWibree技術を導入し、超低電力Bluetoothの仕様策定も開始した。2008年にはそれらの試作機が登場する予定で、2009年前半にも製品版が投入される見込み。
■ URL
Bluetooth SIG
http://japanese.bluetooth.com/bluetooth/
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・ Bluetooth SIG、2008年にも超低電力Bluetooth規格など提供
(津田 啓夢)
2008/01/09 13:03
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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