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NTTドコモが、KPN MobileとTIM（Telecom Italia Mobile）と共同で欧州市場でiモードを中心したモバイルインターネット事業を展開していくと発表した。 ドコモではまず、オランダのKoninklijke KPN N.V.およびその子会社KPN Mobile N.V.と共同で、欧州においてiモードをベースにした携帯電話向けのネット接続サービスを提供するベンチャー企業（MMJV: Mobile Multimedia Joint Venture）を今年３月に設立することで覚書を締結した。 出資比率はKPN Mobileが75％、ドコモが25％。ドコモがiモードサービスで培った技術やノウハウを提供し、オランダ、ドイツ、ベルギーで携帯電話事業を手掛けるKPN Mobileが年内にも各国内でiモードと同様のサービスを提供する。 また、これと平行する形で、ドコモ、KPN Mobile、TIMの３社が、欧州市場におけるモバイルインターネット事業の共同事業化を検討することで覚書を締結した。 TIMはイタリアで携帯電話事業を手掛ける通信事業者。TIMでは、上述のMMJVからのコンテンツの提供を受け、イタリア国内でiモードと同様のサービスの提供を開始する。その後、関連会社のあるオーストリア、フランス、ギリシャ、スペイン、トルコでも同様のサービスを提供していく方針。このほか、３社共同で携帯電話向けのポータルサービスを提供するベンチャー企業を共同で設立する予定となっている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0118b.html ■ 関連記事 ・ ドコモ、オランダの携帯電話事業者に出資 ・ ドコモ、オランダの携帯電話事業者に4080億円出資 ・ ドコモ、イギリスの次世代携帯電話事業者に出資 （湯野 康隆） 2001/01/19 14:10 | ||||||
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