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サンコミュニケーションズは、PCカードスロットを備え、モバイルデータ通信が可能なルーター「Rooster-VMII(SC-RS920VM2)」を12月20日に発売する。オープンプライスだが、店頭価格は5万円前後になる見込み。
「Rooster-VMII」は、データ通信カードを装着できるルーター「Roosterシリーズ」の最上位モデルに位置付けられた新製品。2005年2月に発売された「Rooster-VM」の機能であるVPN接続機能をサポートするほか、新たに、対ノイズ・耐静電気性能を向上させ、定期的な自動電源ON/OFF機能、TELNETによる設定、帯域制御・優先制御などが可能。また、IP Numbered機能を搭載しており、WAN側にIPを割り当てなくても利用できる。Rooster-VMII同士の接続や、ドコモのビジネスmoperaアクセスプレミアムにも対応する。同社では「ハードウェア機能を強化しており、無人環境下や組込系で主に利用されるのではないか」としている。
ウィルコムやNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル、日本通信、京セラコミュニケーションシステムなどのデータ通信カードに対応する。対応機種全てでダイヤルアップ機能が利用できるが、ウィルコムの「AX520N」など一部機種では、リモートアクセス機能や、WakeOn機能なども利用できる。
搭載インターフェイスはLANポート(100BASE-TX/10BASE-T)×4、やPCカードスロットなど。大きさは30×140×106mm、重さは約470g。
■ URL
ニュースリリース
http://www.suncomm.co.jp/press/newsrelease/071120_vm2.html
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(関口 聖)
2007/11/21 13:01
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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