パルディオ 641Ss

ルミナスシルバー	ルミナスブルー

　NTTドコモがiモード対応のWebサイトにアクセスできるPHS端末「パルディオ 641S」を２月５日に発売する。価格はオープンプライス。

　641Sは、Compact HTML対応のWebブラウザーを搭載するPHS端末で、ストレート型の「641Ss」とフリップ型の「641Sf」の２種類の製品が用意される。全角８桁×８行（ガイド行含む）、256色表示が可能なカラー液晶が採用されており、２月21日よりスタートする予定の「mopera位置情報サービス」にも対応している。

　641Sでは、同端末向けに用意された14のブラウザメニューサイトのほか、iモードに対応した一般サイトにmoperaのネットワーク経由でアクセスできる。通信料は１分15円。ただし、iモードの公式メニュー内のコンテンツを利用することはできない。

パルディオ 641Sf

アーバンホワイト	アーバンシルバー

　メール機能については、従来からPHS向けに提供されている「パルディオEメール」サービスが利用でき、ブラウザーとメールを連携させられるMail to機能やWeb to機能なども実装されている。

　なお、現在発売されているiモード端末では、通信方式が9.6kbpsのパケット方式となっているが、641Sでは最大64kbpsの回線交換方式が可能となっている。641Sでは、通信料の課金方式が時間による従量制になっていることもあり、無操作状態が一定時間続くと自動的に回線が切断される機能や、履歴に残ったページを最大10件まで閲覧できるオフライン表示機能も搭載されている。

　端末の大きさはいずれも123×41×19mmで、重さは641Ssが71g、641Sfが77g。ボディカラーについては、641Ssがルミナスシルバーとルミナスブルー、641Sfがアーバンシルバーとアーバンホワイトと、それぞれ２色ずつ用意される。