NTTドコモは、PHSを利用した位置情報の新サービス「mopera位置情報サービス」を2月21日から開始すると同時に、「いまどこサービス」の機能についても拡充を図ると発表した。
「mopera位置情報サービス」はPHSを利用した位置情報サービス。今後順次発売される対応端末からmoperaに接続し、位置情報に関連したタウン情報をはじめ、鉄道乗換案内や路線バス案内、天気情報、スポット情報などの各種コンテンツが利用できるようになる。同サービスの利用料は月額100円(5月末までは無料)。別途1分15円のPHS通話料および基本使用料と、コンテンツ利用料が必要となる。
また、現在提供中の同じくPHSを利用した位置情報サービス「いまどこサービス」についても、その検索位置精度を向上させ、全国のPHSエリアで利用できるようにする。こちらについても順次発売予定の対応端末より、現行ではおよそ200m程度の範囲での検索となっているのに対し、およそ100m以内の範囲で位置検索が可能となる。提供地域についても、現在は四国・中国地域を除くエリアで提供されているが、四国・中国を含む全国のPHSエリアで利用できるようになる。
■URL
・ニュースリリース(「mopera位置情報サービス」開始について)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0122c.html
・ニュースリリース(「いまどこサービス」機能拡充について)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0122b.html
※お詫びと訂正:記事掲載時に、「現在は関東甲信越エリアのみが対象となっているが、四国・中国地域を除く全国のPHSエリアで」との記述がありましたが、「現在は四国・中国地域を除くエリアで提供されているが、四国・中国を含む全国のPHSエリアで」の間違いでした。お詫びして訂正いたします。
(松下 麻利)
2001/01/22 17:15
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