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LISMOが機能拡張、ケータイとウォークマンで楽しめるように
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KDDIとソニーは、auの音楽サービスと、ソニーの音楽関連製品と連携させる「au×Sony “MUSIC PROJECT”」を展開すると発表した。携帯電話とウォークマンで着うたフルとパソコン向け楽曲が楽しめるようになる。
■ 携帯とウォークマンが連携
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ケータイとウォークマンが連携
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LISMO Portが新たに提供される
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LISMOの機能拡張により、携帯電話でダウンロードした着うたフルをパソコンに加えて、HDD搭載コンポ「ネットジューク」でバックアップできるようになる。バックアップされた着うたフルは、ウォークマンに転送して楽しむこともできる。また、CDから取り込んだ楽曲や、パソコン向け音楽配信サービス「mora」や、家庭用オーディオ機器向け音楽配信サービス「Any Music」で購入したATRAC形式の楽曲を携帯電話・ウォークマンそれぞれに転送して楽しめる。
なお、SD-AudioやWMV、あるいはiTunes Music Storeで購入した楽曲は取り扱えない。
対応する携帯電話は、W56T、W54S、W54SAの3機種となる。着うたフルとmoraなどの音楽配信サービスでは、コーデックと著作権保護技術が異なる。そのため、携帯電話側では新たにATRAC3とATRAC3plusをサポート。著作権保護については、KDDIの着うたフル向け著作権保護技術と、ソニー側の著作権保護技術「OPEN MG」を変換することになるが、これはLISMO Portかネットジューク側が自動的に行なう形となり、ユーザー自身が意識的に操作することことはない。また、ウォークマンのうち、10月以降に発売されるNWS610/S710/A910の3シリーズは、HE AAC対応となっており、転送時にコーデックを変換する必要がないが、他のウォークマンでは着うたフルをATRACに変換して転送する。
これらの機能を実現するため、パソコン向けソフトウェア「LISMO Port」が12月以降にダウンロード配信される予定。
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moraもLISMO対応ということになる
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HDD搭載コンポのネットジューク
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人の耳に♪がかぶさっているアイコンは、その楽曲が「着うたフル」であることを示す
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その場でFMラジオ番組を録音したところ、アイコンは緑の音符になった
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■ LISMO Port
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LISMO Portの画面
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左隅に「ケータイ転送」「ウォークマン転送」
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これまでLISMOでは、「au Music Port」を提供してきたが、今回の機能拡張にあわせて、新ソフトウェア「LISMO Port」が提供されることになった。LISMO Portは、ソニーのソフトウェア「SonicStage」ベースにした楽曲管理ソフト「SonicStage for LISMO」、携帯電話のデータ管理ソフト「ケータイデータバックアップ」、LISMO Port用バックアップソフト「LISMO Portバックアップ」を1つにまとめたソフトとなる。
機能面ではau Music Portとほぼ同等だが、新たにau oneへのリンクや、携帯電話とウォークマンへの転送ができるようになる。ちなみに、携帯電話との接続はTCP/IPを介すため、パソコンのファイアウォール設定で警告が表示される可能性がある。
LISMO Portとau Music Portは互換性がなく、LISMO Portが利用できるのは現時点でW56T、W54S、W54SAのみ。既存のau Music Portから乗り換える場合は、手動でデータをエクスポートして、LISMO Portにインポートすることになる。また、旧来のSonic Stageを使っている場合も、そのデータベースはLISMO Portで取り扱えるようになる。LISMO導入後に、au Music PortやSonic Stageをアンインストールする必要はない。
携帯電話側の機能である「au Music Player」は、KCP+の上に搭載されるアプリケーションとなる。そのため、スキンの適用や音質変更機能などは、メーカーの差別化部分となり、機種によって異なる可能性がある。
■ 転送制限
着うたフルや楽曲データを転送する場合は、転送制限(チェックアウト回数)が設けられている場合がある。これは、moraで採用されている仕組みで、楽曲によって3回転送できるもの、あるいは転送制限がないものなどがある。
たとえばmoraで転送制限3回の楽曲データを購入し、ウォークマンと携帯電話に転送した場合、「2回転送した」とカウントされ、あと1回転送すると、それ以降は転送できなくなる。
ただし、カセットテープなどのアナログデータやCDなどユーザー自身が取り込んだデータは転送制限がない。着うたフルも今回の機能拡張にあわせて転送制限をカウントする仕様が採用されているが、機種変更しても同じ電話番号であれば、転送制限はカウントされない。
携帯電話側では、着うたフルや楽曲データを保存する場合、内蔵および外部メモリカードに格納することになるが、対応機種の内蔵メモリは800MB程度用意されているという。
■ URL
ニュースリリース(LISMO機能拡張)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/1016b/
ニュースリリース(au×Sony “MUSIC PROJECT”)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/1016a/
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(関口 聖)
2007/10/16 16:12
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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