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ドコモ、「BlackBerry 8707h」の日本語版を23日発売

「BlackBerry 8707h」日本語版
 NTTドコモは、法人向けに提供しているResearch In Motion(RIM)製のスマートフォン「BlackBerry 8707h」の日本語対応版を7月23日に発売する。

 「BlackBerry 8707h」は、QWERTY配列のキーボードを装備したRIM製のスマートフォン。昨年9月より英語版が提供されていたが、今回、端末ソフトウェアを日本語に対応させた。日本語版では、メニューや各種プリインストールアプリが日本語で利用できるようになったほか、日本語入力(予測変換機能付き)もサポートしている。あわせて「BlackBerry Enterprise Server」「BlackBerry Desktop Manager」も日本語化されている。

 大きさは約110×69.5×19.5mmで、重さは約139.8g。通信方式はW-CDMAとGSMに対応しており、連続待受時間は約400時間、連続通話時間はW-CDMAで約165分、GSMで約300分。Bluetooth対応だが、カメラは装備していない。


Research In Motion 日本担当副社長のジョー・カチ氏
 17日には都内で記者向けに発表会が開催された。Research In Motion 日本担当副社長のジョー・カチ氏は、これまでの英語版を多国籍企業を中心に提供したきたとした上で、「今回の日本語版の投入により、主要な市場に提供できる」と広く提供していく構えを示した。また、近隣のアジア圏でも展開を行なっていくとしたほか、国際ローミング端末としての性能も紹介した。

 NTTドコモ 代表取締役副社長 法人営業本部長の山田 隆持氏は、多国籍企業からの要望に応える形で英語版を導入したという経緯を紹介し、今回のサービス提供により「端末、サーバを含めて完全な形で日本語版を提供できるようになった。世界で最も普及しているスマートフォンで、日本ビジネスの活性化のお役に立てれば」と述べて、日本語版で一層の市場の開拓を目指すとした。

 商品概要はRIMの製品部門ディレクター 戸野 龍氏より説明された。同氏からは、ハードウェアに変更はないことが示されたほか、日本語版については、オムロンの日本語入力システムを採用したことや、ローマ字入力の採用や連文節変換のサポート、辞書機能の搭載などが紹介された。


NTTドコモ 代表取締役副社長 法人営業本部長の山田 隆持氏 Research In Motion 製品部門ディレクターの戸野 龍氏

日本語対応の範囲 端末ソフトウェアは細部まで日本語化

サーバーソフトウェアも日本語に対応 端末や管理ソフトでアドレス帳のふりがなにも対応している

ハードウェアは英語版「BlackBerry 8707h」と同じ 予測変換機能も搭載された


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/070717_01.html

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(太田 亮三)
2007/07/17 15:23

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