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NTTドコモは、PHSサービスを2008年1月7日に終了する。
同社のPHSサービスの利用者数は、2007年3月末時点で約45万人。2006年1月には、「2007年度第3四半期を目処にPHSサービスを終了する」と発表されており、今回、その具体的な時期が明らかにされ、来年1月7日に終了することになった。既存ユーザーに対しては、ダイレクトメールなどでサービス終了時期を案内するとともに、FOMAなどへの移行を案内している。移行促進の優遇施策としては、事務手数料や端末購入代金、電話番号の下4桁を選べる「番号えらべるサービス」の手数料が無料になる。また、PHSサービスを提供するウィルコムへ移行を案内する予定で、現在準備を進めているという。
なお、同社PHSサービスは、1.9GHz帯を利用しているが、「PHSで利用している帯域は、PHS事業者で共有しており、今後は既存のPHS事業者(ウィルコム)だけが利用することになるだろう」(ドコモ広報)という。
ドコモは、1998年12月にNTTパーソナルからPHS事業を受け継ぎ、音声通話、およびデータ通信のサービスを提供してきた。最盛期は、NTTパーソナル時代の1997年9月で、当時は212万契約に達した。その後は定額制サービス「@FreeD」も登場したが、徐々にユーザー数が減り、2005年4月末に新規受付を終了していた。
このほか、@FreeDの代替と言える、FOMA網を使った定額制通信サービスの概要もあわせて発表されている。
■ URL
NTTドコモ ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/070427_01.html
ウィルコム お知らせ
http://www.willcom-inc.com/ja/info/07042701.html
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(関口 聖)
2007/04/27 16:58
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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