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ネットインデックス製のPCカード型端末「AX530IN」
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ウィルコムは、従来よりも高速化ならびに安定性の向上を図った新通信サービス「W-OAM typeG」の提供を開始した。
「W-OAM typeG」は、高度化PHS規格「W-OAM」をベースに、「64QAM」「32QAM」「16QAM」という変調方式を採りいれることで、電波状況に適した通信を行なえるようにしたサービス。開始当初は、対応エリア内であれば下り最大512kbpsという高速通信が可能なほか、電界強度に応じて変調方式を切り替えるという手法で、環境が良いエリアでは高速通信が、不安定な場所では速度は落ちるが回線が切断されにくいように工夫されている。また、遅延速度は従来のW-OAMより20%ほど改善されているという。
対応機種は、ネットインデックス製のPCカード型端末「AX530IN」。同機種で接続すれば、従来の通信プランと同じ料金で「W-OAM typeG」が利用できる。
なお、対応エリアについて同社では具体的な地域名は公表していない。ただし、展開方針としては、トラフィックが多いエリアから展開しているとのこと。また、W-OAM対応の基地局であれば、ソフトウェアのアップデートによる機能拡張でtypeGに対応できるとのことで、ハードウェア交換と比べれば簡便な形でエリア拡充を図れるとしている。
■ URL
ウィルコム 通信技術情報の案内
http://www.willcom-inc.com/ja/service/reason/comfortably/
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(関口 聖)
2007/04/05 15:02
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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