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クリエイター発掘コンテスト「EZアワード4」のグランプリ決定

「EZアワード4」受賞者と審査員ら
 KDDIとデジタルハリウッドは、3月31日、東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオで、次世代クリエイターの発掘コンテスト「EZアワード4」の授賞式を行なった。

 今回で4回目となる「EZアワード」は、次世代クリエイターの発掘を目的に、ショートムービーやグラフィックなどの作品を募集するコンテスト。今回は「BLACK」をテーマに、ブラックユーモアやブラックジョークといったスパイスの効いた作品が寄せられた。

 なお、コンテストには、ショートムービー部門、グラフィック部門、一般投稿部門の3部門が用意され、応募総数は1,130作品となった。審査は、「間違いない!」のフレーズで人気のタレント・長井秀和、映画「東京ゾンビ」(監督/脚本)、「オー!マイキーナイト」(脚本)などを手がける佐藤佐吉、「スキージャンプ・ペア」の映像作家・真島理一郎、そして、藤原ヒロシ・清永浩文・中村ヒロキの3人が中心となって展開するWebマガジン「honeyee.com」が行なった。


受賞者が作品を説明 ショートムービー部門グランプリ「実験」

一般部門グランプリの「自己分析」。実体験を元にした投稿だという 受賞の感想を求められると、「信じられない」との声が大半だった

 ショートムービー部門のグランプリを手にしたのは、作品タイトル「実験」の寺田めぐみさん。準グランプリは「ベジタぶー」のアヤテクノさん、佐藤佐吉賞は「ネット調理家電」のちゃんぐさん、真島理一郎賞は「Juggling」の上原由起子さん、長井秀和賞は「Black Ball1,2」のサワイフミヤさんがそれぞれ受賞した。

 また、グラフィック部門のグランプリは「ディアスト」のtoiさん、honeyee.com賞には「eternal chocolate ~永遠のチョコレート~」の昆埜明子さんが受賞した。

 携帯電話でブラックジョークを募集した一般部門は、グランプリに「自己分析」のダート氏、準グランプリに「微妙な気持ち」のステン氏が輝いた。

 授賞式には審査員の面々も登場し、それぞれ受賞のポイントとなった部分を説明、また作品へのアドバイスなども行なわれた。さらに、KDDIの執行役員 コンテンツ・メディア事業本部長(4月1日よりコンシューマ事業統轄本部長)である高橋誠氏、デジタルハリウッド学長の杉山知之氏らも受賞者に賛辞を送った。


長井秀和は「営業トークになってますが……」と言いつつ、自身のネタを披露、会場の笑いを誘った グラフィック部門の審査を担当したhoneyee.com 佐藤佐吉(左)と真島理一郎(右)

KDDIの高橋氏は、今回からショートムービー部門の動画が30秒から3分間に延長されてことで、より表現力が増したのでは、と話した デジハリ杉山学長、その後ろにいるのは、司会を務めたMTVのVJ鉄平


URL
  EZアワード4
  http://www.ez-award.com/
  受賞作品
  http://www.ez-award.com/winner/

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(津田 啓夢)
2007/03/31 22:58

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