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「Bluetooth 2.1 + EDR」、ペアリングの簡略化と省電力化を実現

 Bluetooth SIGは、近中距離無線規格として携帯電話などにも採用されている「Bluetooth」の最新バージョンとなる「Bluetooth Core Specification Version 2.1 + EDR」(Bluetooth 2.1 + EDR)を発表した。

 Bluetoothは、携帯電話とヘッドセットをケーブル無しで繋ぐなど、さまざまな機器に採用されている近中距離無線通信規格。2.4GHz帯を利用する。最新版となる「Bluetooth 2.1 + EDR」では、ペアリングの機能が強化されたほか、省電力化も実現した。

 従来、Bluetooth対応機器同士は、ペアリングを行なう際にPINコードを入力するなど一定の手順を踏む必要があったが、最新版ではペアリングの工程が削減される。例えば、Bluetooth対応携帯電話とBluetoothヘッドセットをペアリングする場合、双方の電源を入れて、携帯電話側のメニューから「ヘッドセット追加」を選択すると、自動的に認識・接続される。

 また、単純なペアリングの場合は、接続するごとに生成される6桁のパスワードでペアリングも可能となっている。さらに、近距離無線通信規格であるNFC(Near Field Communication)技術を利用すること、2つの機器を近くに置くことでもペアリングできる。

 このほか、マウスやキーボード、時計などとの接続した場合、バッテリーの持続時間は最大5倍まで延長される。消費電力を小さくする「Sniff Subrating」機能によって、省電力および電力コストの削減が実現した。

 なお、「Bluetooth 2.1 + EDR」はBluetooth 2.0と互換性がある。



URL
  ニュースリリース(英文)
  http://japanese.bluetooth.com/Bluetooth/Press/SIG/BLUETOOTH_SIG_IMPROVES_USER_EXPERIENCE.htm

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第304回:Bluetooth 2.0+EDR とは


(津田 啓夢)
2007/03/29 13:05

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