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2006年の携帯・PHS出荷数、2年連続でプラス成長
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電子情報技術産業協会(JEITA)は、2006年12月の携帯電話・PHS出荷台数実績を発表した。あわせて2006年通年での実績も明らかにされており、通年では前年を超える好調な結果となった一方で、年を締めくくる12月度は前年実績を下回る結果となった。
まず、12月度の実績を見ると、携帯電話・PHSの出荷台数は396万8,000台で、前年同月比83.3%だった。携帯電話の出荷数は、381万5,000台(前年同月比83.7%)となっており、その内訳は、3G端末が374万3,000台(前年同月比97.4%)、2G端末が7万2,000台(前年同月比10.1%)となった。携帯電話のうち3G端末が占める割合は98.1%で、3カ月連続で95%を超えている。
また、PHSの出荷数は15万3,000台(前年同月比75.1%)となった。前年比でマイナスを記録するのは4カ月連続のこととなっている。
一方、通年で見ると、携帯電話・PHSの総出荷数は4,939万3,000台で、前年比では106.7%、実数では約300万台の増加を記録した。携帯電話の総出荷数は4,770万台で前年比106.5%で、3G端末は4,354万5,000台(前年比133.4%)となった。実数では前年よりも1,000万台以上増加したことになり、携帯電話のうち、3Gが占める比率は91.2%と、前年よりも18.4ポイント増加した。
JEITAでは、2006年通期での実績について「市場が成熟した中で成長した理由として、番号ポータビリティ制度の開始をにらんで、ワンセグや新サービスなどが開始されたこと、そしてデザインや機能で多種多様な機種が投入されたことが挙げられる」としている。
■ URL
JEITA
http://www.jeita.or.jp/
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(関口 聖)
2007/02/15 15:46
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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