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閉じた状態の外観は一般的な折りたたみ型端末だが、通常テンキーが搭載されている位置にタッチパネル型のディスプレイを装備する。タッチパネル部分のインターフェイスを含め、従来の三菱製端末と同じSymbian OSとなっている。タッチパネルは圧力検知式で、パッケージにはストラップに付けられるスタイラスが付属する。ただし、通常は指での操作が基本となっており、スタイラスはテキストの手書き入力機能やフリーハンドのペイント機能などで用いることになる。 タッチパネルは、画面内に3つのメニューを表示する「3キーモード」と、6種類のアイコンを表示する「6キーモード」、通常のテンキーと同等の表示になる「10キーモード」が用意される。「3キーモード」では、電話/メール/カメラという3種類のメニューが待受時には表示され、頻繁に連絡を取る相手を登録できる「直デンメニュー」では最大3人まで一度に表示できる。 「6キーモード」は、待受時には電話/メール/iモード/iアプリ/ツール/設定と6種類のメニューアイコンが表示され、ショートカット表示時には15種類のメニューアイコンが表示される。また「直デンメニュー」は最大6人まで登録できる。 「10キーモード」は、方向決定キーとテンキーを同時に表示して操作する「オールキーモード」に加えて、方向決定キーのみの表示とテンキーのみの表示を切り替えられる「十字キー/10キー切替モード」が利用できる。なお、「3キーモード」「6キーモード」「10キーモード」は設定メニューから変更することになるが、その変更を反映するには再起動が必要となる。903iシリーズから導入された、メニューのカスタマイズ「きせかえツール」には対応しておらず、メニューコンテンツの追加はできない。
2つの画面とタッチパネルを活用して、ペイントや手書き入力、50音表から文字を選択する2タッチ入力、従来と同じ文字入力の5タッチ入力が利用できる。また、2画面・タッチパネル対応のゲームコンテンツも配信され、「右脳鍛錬ウノタン」やゴルフゲームなどがプリセットされる。D800iDSでは最大500KBまでのiアプリが利用できる。2画面・タッチパネルという仕様だが、DoJaに新たなAPIは追加されていないとのことで、D800iDS向けの一般アプリ開発も可能という。 このほか、3キーモード時には、タッチパネルで表示されているアイコンの上を順番にカーソルが移動し、選択したいメニューのときに、ディスプレイのどこを押してもそのメニューが表示される「オートスキャン機能」や、オプションの外部スイッチ接続ケーブルを活用する「ステップスキャン機能」が利用できる。 デコメールは受信可能だが、作成（デコメ絵文字含む）はできない。FOMAプラスエリア対応だが、1.7GHz帯は非対応となる。電話帳お預かりサービスやおまかせロック対応で、フルブラウザも用意されている。メインディスプレイは2.2インチ、240×320ドット、262,144色表示のTFT液晶、タッチパネル側は2.2インチ、240×320ドット、65,536色表示のTFT液晶。カメラは、外側が130万画素のCMOS、内側が10万画素のCMOSとなっている。外部メモリは非対応。 大きさは106×49×21mm、重さは122g。連続待受時間は約400時間（移動時）、連続通話時間は約170分、連続テレビ電話時間は約90分。ボディカラーはホワイト、ブラック、シルバーの3色。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20070116.html ■ 関連記事 ・ ドコモ、703iシリーズなど10機種開発 ・ ドコモと三菱、使いやすさ追求でキー部分も液晶表示の試作機 （湯野 康隆, 関口 聖） 2007/01/16 16:08 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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