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ソフトバンク、薄さ11.9mmの「707SC」

折りたたみ型の3G端末で11.9mmの薄さを実現
 ソフトバンクモバイルは、薄さ11.9mmのサムスン製折りたたみ型3G端末「707SC」を12月上旬以降に発売する。

 「707SC」は、閉じた状態で薄さ11.9mmのサムスン製3G端末。W-CDMA/GSM(900/1800/1900MHz)に対応する。同端末は「XS 707SC」として発表されており、20日の発表会で“XS”は「エクストラ・スリム」を表わした愛称と案内された。テンキー側は「シームレス・キーパッド」を採用し、段差のない1枚のシート状になっている。

 英和・和英辞書や英中韓の例文翻訳・読み上げ機能を搭載し、メニューそのものの表示言語も日本語、英語、韓国語(ハングル文字)の3種類が用意されている。また、707SCはS!メールでの韓国語表示に対応しており、韓国語のメールが送受信できる。130MBの内蔵メモリを備え、Bluetooth機能ではワイヤレスで音楽を楽しめる。

 オフィス文書対応のドキュメントビューアが用意され、PDF、Word、Excel、PowerPoint、テキストファイルの各形式が閲覧可能。

 ヒンジ部に200万画素CMOSカメラを搭載する。カメラ部は手動で回転でき、メインディスプレイを使った自分撮りにも対応する。メインディスプレイは2.3インチ、240×320ドット(QVGA)、最大26万色表示のTFT液晶、サブディスプレイは、1行全角6文字、16×96ドット、青色1色の有機ELディスプレイ。

 S!アプリ(メガアプリ)、国際ローミング、デルモジ表示、レコメール、ミュージックプレイヤー、電子コミックが利用可能。

 大きさは約51.4×102.5×11.9mm、重さは約93g。W-CDMA利用時の連続待受時間は約255時間、連続通話時間は約165分、GSM利用時の連続待受時間は約300時間、連続通話時間は約310分。外部メモリには対応しない。ボディカラーはホワイト、ブルー、ピンク、ブラックの4色。


ブルーはエメラルドグリーンのような色 ピンクは少しメタリックな質感で仕上げられている

右側面はイヤホンマイク端子。外部メモリには対応しない 電池パック側もいたってシンプル

段差のない「シームレス・キーパッド」 テンキーから方向キーまで一体化されたシート状のキー。見えにくいが、[5]キーの両脇にはわずかに突起が付けられている

例文翻訳機能の例。文字で表示のほか、音声の読み上げも可能 こちらは表示言語を韓国語にしたところ。すべてハングル文字で表示された


URL
  ニュースリリース(PDF形式)
  http://broadband.mb.softbank.jp/corporate/release/pdf/20061120_1j.pdf

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(関口 聖, 太田 亮三)
2006/11/20 14:36

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