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【 2009/06/26 】
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ボーダフォン、Yahoo!連携コンテンツなど新サービス

 ボーダフォンは、秋冬モデルの発売にあわせ、Yahoo!メッセンジャーなどが利用できるアプリの提供や、コミュニティサービス、HTMLメールなどのサービスを発表した。

 新たに提供されるのは、Yahoo!メッセンジャーおよびYahoo!メールを1つにまとめたアプリ「Yahoo! mocoa」のほか、ボーダフォンライブ!のトップページに代わるポータルサイト「Yahoo!ケータイ」、待受画面に最新情報を表示する「ライブモニター」、デコレーションしたHTMLメールがやり取りできる「アレンジメール」「マイ絵文字」、受信相手にメール内容の感情を知らせる「フィーリングメール」、3Dの仮想空間の中でチャットやミニゲームが楽しめる「S!タウン」、仲間同士でステータスが分かる「ホットステータス」と、トランシーバーのように音声でコミュニケーションできる「サークルトーク」など。


パソコン向けWebサイトが閲覧できる「PCサイトブラウザ」。ブラウザはACCESSのNetFront 3.3。 S!キャストに追加される「3Gお天気アイコン」。待受画面下部に天気情報が表示

ボーダフォンライブ!を刷新した新ポータル「Yahoo!ケータイ」

Yahoo!とボーダフォンライブ!の融合を図る「Yahoo!ケータイ」
 ボーダフォンライブ!のトップページに代わる形で10月1日より提供されるのがポータルサイト「Yahoo!ケータイ」。従来のボーダフォンライブ!の公式サイトとYahoo! JAPANのコンテンツが統合されたもので、新端末ではY!ボタンを押すだけで「Yahoo!ケータイ」のトップページにアクセスできる。既存端末では、ボーダフォンのスピーチマークがY!ボタンの代わりとなる。10月1日からはボーダフォンライブ!のすべてが「Yahoo!ケータイ」に置き換わることになり、ボーダフォンライブ!が見られる端末なら「Yahoo!ケータイ」が利用できる。

 従来のボーダフォンライブ!において、カテゴリ分けされ表示されていた「メニューリスト」のページは、「Yahoo!ケータイ」ではトップページ上部のやや右側にリンクを用意。ここをクリックすれば、従来とほぼ同等の階層構造をもつメニューリストページにアクセスできる。

 「Yahoo!ケータイ」トップページではYahoo! JAPANで提供されている検索機能のほか、メール、ニュースや天気、オークションといった各種のコンテンツを携帯向けとして用意。ボーダフォン端末専用カテゴリとして最上段に「オススメ」カテゴリが追加されており、例えば音楽ページなら人気楽曲などが紹介される。着うたであればコンテンツプロバイダのサイトにアクセスして購入できる。Yahoo! IDを利用するコンテンツは、初回利用時に登録を済ませれば、その後はIDの入力は不要で、オークションやMy Yahoo!といったコンテンツが手軽に利用できるようになっている。


「Yahoo!ケータイ」トップページ。上部には従来のメニューリストへのリンクも Flash対応端末ならサブカテゴリがバルーン表示

最新情報をテロップ表示「ライブモニター」

画面下部のテロップがライブモニター。内容により画像も表示
 「ライブモニター」は、待受画面に登録した最新ニュースや占い情報などを表示できるサービス。対応端末は910SH、810SH、811SH、910T、810T、811Tおよび今後発売される3G端末。利用料は無料。

 利用できるコンテンツは、ニュースが1件、ニュース以外のコンテンツが4件まで。1件以上登録した場合はテロップ部分に順番に内容が表示される。

 更新間隔はニュースが1/2/4/8時間毎を選択でき、そのほかのコンテンツは1日1回の更新。画像が提供されているニュースやコンテンツでは、テロップ表示部分に画像も表示できる。ニュース記事などでは記事の概要が分かる記事画面までが配信される。

 ニュースはサービス開始当初で朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社から1件を登録可能。そのほかの一般コンテンツでは、ニュースや音楽情報、ゲーム情報、占い、テレビ番組情報などが用意されている。

 また、端末の待受画面に各種機能を登録できるランチャー機能を備えた端末では、ランチャーアイコンエリアの下にテロップを表示する「ショートカットモード」、ニュースのヘッドラインまで読める画像付きの「ニュースヘッドラインモード」などの表示方法が選択できる。


ライブモニターは端末によって待受の表示が選べる ニュースは記事の概要まで配信される

ニュースヘッドラインモードは画像やヘッドラインを表示 ショートカットモード対応端末ならランチャーの下にテロップが表示

他社ケータイともやりとり可能なHTMLメール「アレンジメール」

 「アレンジメール」は、NTTドコモのデコメール、KDDIのデコレーションメールと同様の仕組みを採用したHTMLメール機能。アレンジメール対応機種では、文字の色や背景、文字の点滅といった装飾が行なえるほか、画像、サウンドファイル、Flashファイルの挿入にも対応。「マイ絵文字」は本文中にGIFアニメーション画像を挿入できるアレンジメールの簡易版ともいえる機能で、アレンジメールのテンプレート同様にダウンロードするなどして内容を追加できる。対応機種は910SH、811SH、810SH、910T、811T、810T。


アレンジメール編集画面 マイ絵文字は履歴などから簡単に選択可能

感情を伝える「フィーリングメール」

フィーリングメールが届いたところ。画面は「くーまん」のアニメーション
 「フィーリングメール」は、件名部分に決められた絵文字を挿入することで「うれいし」「ごめんなさい」といった感情を設定でき、受信側は受取るとそれに応じた着信アニメや着信音、バイブパターンで連動するというもの。対応端末は910SH、811SH、810SH、910T、811T、810T。

 対応端末では、メール作成画面にフィーリング設定項目が用意されており、そこで感情を選択することで件名の頭に自動的に絵文字が挿入される。たとえば感情を「うれしい」に設定すると、件名の頭にはハートの絵文字が挿入される。このメールをフィーリングメール対応単端末で受信すると、着信アニメや着信音、バイブパターンなどが「うれしい」に設定されたものになる。

 なお、フィーリングメールの基本的な機能は受信側に関するもの。フィーリングメール非対応の端末であっても、対応端末で受信されることを想定して、件名に決められた絵文字を挿入するといった利用は可能。


感情を設定すれば受信側でさまざまな表示がされる 対応端末では作成も簡単に

3Dの街でコミュニケーション「S!タウン」

キャラを作り仮想の街でコミュニケーション
 「S!タウン」は、3Dの街の住人となり、他のユーザーとキャラクターを介してチャットやゲームなどを楽しめるというもの。与えられたマイルームはコーディネーションができ、アイテム収集やマイルームの模様替えといった要素も用意されている。

 利用料は無料。対応端末は910SH、910T、810SH、811SH、810T、811T。


マイルームを中心にさまざまな場所が用意 画面はフル3Dで構築される

仲間の状況が分かる「ホットステータス」「サークルトーク」

 試験サービスとして対応端末発売と同時に提供される「ホットステータス」は、登録した仲間の状況(ステータス)がすぐに確認できるというもの。「ごきげん」「ひまー」といったステータスを設定でき、仲間へは電話、メール、サークルトークで連絡をとることができる。試験サービス中は利用料が無料。試験サービス終了後は月額課金制になる見込み。対応端末は910SH、811T。

 同じく試験サービスとして提供される「サークルトーク」は、Push to Talkの機能を利用したトランシーバーのように複数人で同時に会話できるサービス。パケット通信網を利用する。試験サービス中は利用料が無料。試験サービス終了後はパケット課金による従量制になる見込み。対応端末は910SH、811T。


ホットステータスの確認画面。右の3つのアイコンで、電話、メール、サークルトークが選択できる ホットステータスからサークルトークのアイコンを選択したところ


URL
  ニュースリリース(PDF形式)
  http://www.vodafone.jp/japanese/release/2006/20060928_04j.pdf

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(太田 亮三)
2006/09/28 16:49

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