NTTドコモ 取締役常務執行役員 法人営業本部長の星澤 秀郎氏は、パートナーとして挨拶に登壇。同氏は「これまで、日本でBlackBerryが使えないのは何故か? と要望をいただいていた。ドコモの役割は、セキュリティに優れたBlackBerryを販売し、ネットワークに接続すること。メールを含めたセキュリティでは最も優れているのではないか」と述べ、法人からの要望やBlackBerryのセキュリティ面を評価するとともに、「すでに法人から1,400回線の確定注文を頂いており、今も大口の顧客と話を進めている」と法人からの注目度の高さをアピール。同氏は「メールについてはナミメール(Namimail for BlackBerry)で日本語が入力できるが、全体的な日本語化についてもRIMで対応してもらえるようだ。両社がWIN-WINの関係になれるよう、ここを出発点としていきたい」と意気込みを述べた。
RIM 社長兼共同最高経営責任者のマイク・ラザリディス氏からは、製品の特徴やサービスが紹介された。同氏は、「BlackBerryは、専門家からセキュアなプッシュ型Eメール、エンタープライズデータソリューションであると言われており、世界中で展開されている」と世界中で実績を積み重ねている様子を紹介。国内で提供する「BlackBerry 8707h」の概要を解説するとともに、通信中のデータ、端末内に保存されたデータが強固なセキュリティ機能で守られているとした。紛失・盗難の際にもリモート操作により端末のロック、データ消去、新しいパスワードの設定などが可能になっているという。