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【 2009/06/26 】
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NTTソフト、無線LAN品質が向上した企業向け携帯ソリューション
NTTソフトウェアは、無線LAN環境でも安定した通話を実現するモバイルセントレックスソリューション「ProgOffice」(プログオフィス)を9月1日から提供する。
モバイルセントレックスは、内線電話と携帯電話を融合するシステムとして、企業向けに供給されているソリューション。屋外では携帯電話や携帯情報機器として利用し、社内に戻れば、屋外で利用していた端末をそのまま無線LANによるIPベースの内線電話として利用できるもの。NTTドコモでは、無線LAN搭載のNEC製FOMA端末「N900iL」などを提供している。
「ProgOffice」は、NTTソフトが独自開発したモバイルセントレックスソリューション。従来、不安定な面があった無線LANでの通話を改善し、無線LANの制御技術によって、音声が途切れたり電話がかからないといった課題が解決されるという。
同社が開発した無線LANの制御技術は、アクセスポイント(AP)への集中を避けるため、他のアクセスポイントに迂回接続する機能や、自動的に圏外転送する機能などが盛り込まれている。SIPサーバーはNTT研究所が開発したもの。
自社開発製品となるため、業務システムとの連携を深めたカスタマイズも可能。現時点での対応端末は、N900iLと固定IP電話、ソフトフォンとなっているが、対応端末は順次拡大される予定だ。
導入費用は最小構成で約650万円(N900iL×40台、固定IP電話×10台)、最大構成で約3,500万円(N900iL×400台、固定IP電話×100台)となる。NTTソフトでは、NTTグループの法人営業経由や、パートーナー企業経由で販売する。また、NTTドコモもビジネスソリューションとして、営業を行なうものと見られる。
発表会で説明を行なったNTTソフト 常務取締役の伊土誠一氏は、音声通話の利便性が向上した従来のモバイルセントレックスを第1フェーズと位置づけ、第2フェーズでは音声だけでなく、データなどのやりとりも行なえるようになるとの見方を示した。
データサービスが融合することで、市場規模は従来の1,200億円市場から、5,000億円以上の市場に拡大するとし、「モバイルセントレックスの将来性に期待する」と話した。「ProgOffice」の売上目標は今後3年間で15億円。
他社製品より優位な点
無線LANの接続性の向上
導入費用
ターゲット
モバイルセントレックスは次の段階へ
第2フェーズは業務アプリケーションとの連携が強化される
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URL
ニュースリリース
http://www.ntts.co.jp/whatsnew/2006nr/060830_NR.html
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第212回:モバイルセントレックス とは
(津田 啓夢)
2006/08/30 18:49
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