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W3C(World Wide Web Consortium)は、ベクター形式の画像フォーマット「SVG(Scalable Vector Graphics) Tiny 1.2」の勧告候補を発表した。
「SVG Tiny 1.2」は、携帯電話などの機器で利用できるベクター形式の画像フォーマット。XMLをベースに仕様が作成されたSVGのサブセットとなっており、2001年9月に「SVG 1.0」が、2003年1月に「SVG 1.1」が正式勧告として公開されている。
今回公開されたSVG Tiny 1.2の勧告候補では、新たに動画や音声、色のグラデーション表示、透明度、テキストのスタイル指定などの取り扱いが追加されている。W3Cによれば、SVG Tiny 1.2は3GPPのリリース6のプロファイルに組み込まれる予定という。
W3Cでは、「SVG Tiny 1.2は、携帯電話やPDAだけではなく、パソコンやカーナビ、情報家電などでの実装が可能。モバイル向けネット利用のに使い勝手向上に貢献する」としている。
■ URL
プレスリリース
http://www.w3.org/2006/08/svgtiny-pressrelease
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・ W3C、言語の定義方法が変更された勧告「SVG 1.1」を公開
(関口 聖)
2006/08/17 13:16
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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