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「MobileMK Analytics」は、携帯電話向けサイトのアクセス解析機能に加え、分析レポートの共有および出力機能、広告効果測定機能などが利用できるASP型のアクセス解析ソリューション。ダブルクリックは昨年、携帯サイトを使ったプロモーションなどが手軽に行なえる統合マーケティングツール「MobileMK」を発表した。今回のソリューションは、企業ユーザーからの要望に応えたアクセス解析に特化したものとなる。 特徴は、サイトアクセスを解析するだけでなく、広告効果測定機能や機種データベースを使ったキャリア別・機種別の端末解析機能、ルート解析機能といった高機能なアクセス解析が提供できる点と、それらを業務で活用するためのレポート機能を搭載する点だ。レポート機能は、Webベースの解析結果をグラフ化し、必要に応じてレイアウトの変更が可能。グループ間でWebベースのレポートを共有できる。 導入方式は2タイプ用意される。7月31日から提供されるProxy型は、モバイルサイトのあるサーバーの手前にプロキシサーバーを置いて、サイトにアクセスするユーザーを分析するもの。既存のコンテンツに手を入れることなく導入できる。もう1つのModule型は、Webページ内にタグを埋め込み解析を行なう。こちらは初期費用を抑えて導入できるタイプとなり、10月から提供される。 導入費用は、20万ページビュー（PV）までが月額8万円、50万PVまでが月額15万円とPVの増加に応じて段階的に大きくなる。このほか、初期費用として別途20万円かかる。 27日に行なわれた発表会には、ダブルクリックの代表取締役社長CEOの中山善光氏が登場した。同氏は「MobileMK Analytics」について、「MobileMKの領域で満たせなかったものを提供する。モバイルのキャンペーンを行なうサイトはすでに13万サイトあると言われている。すでにサイトがある企業が、ゼロからサイトを作るわけにはいかない。MobileMK Analyticsは、我々の総力を結集して開発した自社開発ツール。こうしたツールを自社開発できたことを誇りに思う。今後の我々の1つの方向を示したのではないか」と語った。 同社では、親会社のトランスコスモスやOEMパートナー、広告代理店などを通じて、MobileMK Analyticsの拡大を図り、今後1年間で50社の導入、1億円の売上げを目指す。ASP型だけでなく、ライセンス供給モデルでも展開するという。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.doubleclick.co.jp/company/press/2006/index.html ■ 関連記事 ・ ダブルクリック、Web作成やCRMなどを統合した携帯向け販促ツール （津田 啓夢） 2006/07/27 18:58 | ||||||||||||||||
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