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ドコモとJR東日本、iDとSuicaの共通インフラ運営LLPを設立
共用リーダーライターのイメージ
NTTドコモとJR東日本は、クレジットブランド「iD」と「Suica電子マネー」など、複数の決済サービス対応の共通インフラを運営する有限責任事業組合(LLP)を設立すると発表した。
新たに設立されるLLPでは、iDやSuicaなどの決済サービスに対応する共通のリーダーライターおよびセンター設備を運営する。両社では昨年7月28日に「クレジットサービスとSuicaに対応する共通インフラの構築に向けて共同事業を行なう」と発表していたが、今回、その具体的な運用形態が示された形となる。
共用インフラのメリットについて、ドコモでは「FeliCa対応の決済サービスを導入する店舗にとって、1台のリーダーライターで複数の決済サービスに対応でき、設置スペースや導入コストといった負担が軽くなる。エンドユーザーにとっても利便性が向上する」と説明している。
両社によるLLPは10月を目処に設立される。ドコモによれば「LLPという形になったのは、株式会社に比べて、設立までの手続きが簡便でフットワークが軽いため」だという。出資額はドコモ・JR東日本ともに2億円ずつで、意志決定機関に参画するメンバーは未定。同組合によるサービスは2007年1月頃に開始される予定。
対応する決済サービスについては、iDとSuicaに限定したものではないとのことで、今後対応サービスも拡大する可能性がある。
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URL
NTTドコモ ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060727.html
JR東日本 プレスリリース(PDF形式)
http://www.jreast.co.jp/press/2006_1/20060711.pdf
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(関口 聖)
2006/07/27 16:12
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