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NTTドコモは、1つの増幅素子で900MHz~5GHz間の4つの周波数帯域をカバーできるマルチバンド電力増幅器を開発した。同社では、将来的に携帯電話に搭載したい考え。
2004年9月、NTTドコモは、複数の周波数帯を1つでまかなえる増幅器の基盤技術を開発。今回さらに、対応する周波数帯域が広くなった。従来、GSM/W-CDMA方式などに対応する端末では、個別に増幅器が必要だった。今回の開発によって、将来的には1つの増幅器で複数の通信をサポートし、端末の小型化が実現するという。なお、対応する周波数帯域が拡がることで、今後の無線LAN対応端末などへの応用も期待できる。
同社は今後、マルチバンドの電力増幅器の実用化に向けて研究を進めていくとしてる。なお今回の技術は、6月11日から米サンフランシスコで開催されれる「2006 IEEE MTT-S International Microwave Symposiumでも発表される。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060609b.html
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・ ドコモ、複数周波数帯に対応した電力増幅器を開発
(津田 啓夢)
2006/06/09 15:53
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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